車検代をクレジットカードで支払うメリットや注意点をわかりやすく解説

2年に1度、必ずやってくる車検。

車検にはそれなりのお金がかかるため、「なるべく費用を抑えたい」と思うのはごくごく自然のことです。

普段からクレジットカードを使ってポイントを貯めている人であれば、車検に際して下記のように思われるのではないでしょうか。

  • 「車検代をできるだけクレジットカードで支払いたい。そして カードのポイントを貯めたい」
  • 「車検代をクレジットカード払いできるお店が知りたい」
  • 「車検で損をしないため、費用を抑えるために車検代の内訳や目安を知っておきたい」

この記事では、そういった人のために、車検代の内訳や目安、そしてクレジットカードで車検代が支払いできるお店の調べ方、車検代をクレジットカード払いするときの注意点などをまとめてみました。

この記事を読んでクレジットカードで車検代を支払うことのメリットとデメリットを学び、自分にとってもっともよい車検代の支払い方法は何なのかを、あらかじめ把握しておきましょう。

車検代はクレジットカード払いできる

車を見る男女

利用額が多ければ多いほどさまざまな特典を受けることのできるクレジットカードは、車検代の支払いにも対応しています。

ただし、どこの店でも全額クレジットカードで支払い可能というわけではありません。

中には、 法廷費用のクレジットカード払いには対応していない店舗も多々あります。

ここからは、車検代の内訳や目安、そして店舗によって異なる支払いの方法について解説していきます。

ただし、車検基本料のみの場合が多い

車検代は、大きく分けて 「法定費用」「車検整備料金(車検基本料)」のふたつから構成されています。

このふたつのうち、 法定費用はクレジットカード決済に対応していないところが多いため、気をつけてください。

そうした注意点をふまえ、ここからは車検代の内訳や車検代の目安についてみていきましょう。

車検代の内訳

先に説明した通り、車検代は法定費用と車検整備料金のふたつから構成されています。それぞれの内訳は、以下の通りです。

(1)法定費用

法定費用は以下の3つの費用から構成されています。これはどの店舗で車検を受けても必ずかかる費用であり、値引きなどはできません。

1:重量税

重量税は以下のように車の重さによって異なります。 また、重量税はエコカー減税等により、燃費基準を達成している場合は若干金額が変化するので注意してください。

ここでは、もっとも該当する人が多いであろう、登録してから13年未満の平成27年度燃費基準未達成車の金額を記載しています。

  • 軽自動車:6,600円
  • 車両重量1tまで:16,400円
  • 車両重量1.5tまで:24,600円
  • 車両重量2tまで:32,800円
  • 車両重量2.5tまで:41,000円
  • 4ナンバー(小型貨物車):24,600円
2:自賠責保険代

自賠責保険代は2017年4月に改定され値下げしました。また、離島と沖縄県ではこれとは若干料金が異なるので注意してください。

  • 軽自動車:25,070円
  • 普通自動車:25,830円
  • 4ナンバー:17,350円
3:印紙代

印紙代は一律「1,100円」です。

(2)車検整備料金

車検整備料金とは検査費用のことで、以下のような項目が含まれます。この費用は法定費用と異なり、店舗によってかなりバラツキがあります。

  • 基本点検技術料
  • 整備技術料
  • 部品、油脂代
  • エンジン、下廻り洗浄料
  • 検査代行手数料
  • 故障診断料
  • 引取料、納車料
  • 下廻り塗装料
  • 保安確認検査料

車検代の目安

法定費用と車検整備料金を合わせると、実際に車検代はどれぐらいになるのでしょうか。

車検代は店舗によってかなり幅があるため一概には言えませんが、以下におおまかな相場をまとめてみました(※価格はすべて税込)。

  • 軽自動車:45,000円~70,000円
  • 車両重量1tまで:55,000円~90,000円
  • 車両重量1.5tまで:6,0000円~100,000円
  • 車両重量2tまで:70,000円~110,000円
  • 車両重量2.5tまで:80,000円~120,000円
  • 4ナンバー:5,5000円~80,000円

車検ができるのは、

  • カーディーラー
  • 民間の整備業者
  • ガソリンスタンド
  • 車検専門業者、カー用品販売店

などがありますが、 カーディーラー>民間の整備業者>ガソリンスタンド>車検専門業者、カー用品販売店の順番で、費用が高くなる傾向にあります。

また、重大な故障やタイヤ交換などがあれば、これよりもさらに数万円ほど費用がかかるので、その点は注意してください。

法定費用はカードで支払えないことが多い

車検代のクレジットカード払いですが、車検整備料金はクレジットカード払いOKでも、 「法定費用は現金のみ」といった店舗も多々あります。

以下は、著者が実際電話にて聞き取りやホームページで調査行った結果です。 ただ、この結果はあくまで「一例」であり、同じメーカーの販売店でも違いがあるため、車検を受けられる店舗で必ず確認するようにしてください。

■カーディーラー

トヨタは自社が発行している「TS CUBICカード」のみ、法定費用を含む全額支払い対応可能。その他のカード会社だと車検整備料金のみ支払い可能で、法定費用は支払い不可。

日産とホンダは、どのカードであっても法定費用を含む全額支払いが対応可能です。

■車検専門業者、カー用品販売店

車検のコバック、イエローハット、オートバックスなどです。

オートバックスは法定費用のクレジットカード払い不可で、車検整備料金なら支払い可能。

コバックとイエローハットはフランチャイズのため、「クレジットカード払い自体に対応していない」「法定費用も含め支払い可能だか、その場合は5%の手数料がかかる」など、支払い方法が店舗によってかなりバラツキがあります。

こうして見ると、カーディーラー系はクレジットカードに対応しているところが多く、その他の業者は店舗によってバラツキがあることがわかります。

カード利用分はクレジットカードのポイントが付与される

女性

車検代をクレジットカードで支払う一番のメリットは、 ポイントが付与される点です。

車検は場合によっては10万円以上かかる高額のサービスであり、普段からポイントを貯めている人にとっては大きな魅力と言えるでしょう。

また、ほとんどのカードでポイント還元率が高くなる誕生日月と車検が重なれば、多数のポイント獲得も見込めるはずでしょう。

以下のカードは、日常使いでも高い還元率を誇る、ナビナビクレイジットカード編集部のイチオシカードです。

オリコカード THE POINT

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国際ブランド

VISA MasterCard JCB

対応電子マネー

ID(アイディ) QUICPay(クイックペイ)
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 無料 1.0%〜3.0% オリコポイント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
最短8日程度 10万〜300万円 0.6% 無料
  • 家族カード
  • 分割払い

楽天カード

Thumbnail master

国際ブランド

VISA MasterCard JCB

対応電子マネー

楽天Edy(エディ)
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 無料 1.0%~10% 楽天スーパーポイント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
7営業日程度 100万円 0.5% 540円
  • 海外旅行保険
  • 家族カード
  • 分割払い
  • ETC

クレジットカードの分割払いも可能

クレジットカードで車検代を支払った場合、 一括ではなく分割で支払うことも可能です。車検が迫ってきて「手元にお金がない」という人にとって、クレジットカードの分割払いはとても便利な支払い方法と言えるでしょう。

ただ、 分割払いの手数料がかかってしまうので、せっかく付与されたポイントが意味のないものになってしまう可能性もあります。

そのため、できるだけ「クレジットカードで一括払い」をするように心がけましょう。

クレジットカード払いできるお店の探し方

クレジットカード払いができるお店の探し方は、

  • ホームページを見て調べる
  • 全国展開している車検業者のサイトや車検見積もりサイトで、電話やネットを使って見積もりをとる
  • 自分で店舗に電話する

この3つの方法があります。まず一番てっとり早いのが、住んでいる地域で営業している業者を探し、ホームページを見てみる方法です。

チェーン店などであれば「法定費用はクレジットカード払い不可、それ以外は可能」など、支払いができるかどうかがわかります。

また、全国展開している車検業者のサイトで見積もりをとるときに、クレジットカード払いができるかどうか確かめてほしいことを伝えると、そのサイト担当者が店舗に電話してこちらに教えてくれます。

ただ、一番確実なのは「自分で店舗に電話する」です。

というのも、ホームページがあってもクレジットカード払いについて言及がない業者もいるからです。そのため、確実にクレジットカード払いができるかどうか確かめたいのであれば、実際に電話をした方が得策と言えるでしょう。

ここまでで、車検代の内訳や目安、そして車検代をクレジットカード払いできることのメリットなどをおわかりいただけたでしょうか。

ただ、車検代のクレジットカード払いには注意点もあります。クレジットカードの支払いだと、ポイントが貯まりお得に感じますが、そこに落とし穴があるのです。

次の項からは、車検代をクレジットカード払いするときの注意点について解説していきます。

注意!クレカ払いできるところは車検代が割高な可能性もある

話を聞く男女

車検代の全額クレジットカード払いに対応している業者を見つけても、すぐにそこに決めず、確認しておいてほしいことがあります。

というのも、クレジットカード払いに対応していることの多いカーディーラーは、 他の業者に比べて車検代が高い傾向にあるからです。

そのため、車検代をより効率よく抑えるためには、ここから紹介していく、

  • 事前に見積もりをしっかりとる
  • カードの還元率と割引率を比較する
  • 見積もりより安くしたいなら交渉してみる

ということを徹底しておきましょう。

見積もりを比べることが大切

車検が迫ってきたら、まず何よりも先に見積もりを取りましょう。見積もりは「車検、見積もり」で検索すると、大量に比較サイトがヒットするので、自分が気に入ったサイトを使って、複数業者に行ってください。

もちろん、自分で直接複数店舗に電話をかけて見積もりもとってもOKです。 また、見積もりをとるときに、合わせて「クレジットカード払いができるかどうか」を確認しておくとよいでしょう。

ただ、見積もり比較サイトは業者が登録する必要があるため、登録していない業者はヒットしません。そのため、カーディーラーや地域密着の整備工場などは、自分で直接電話して見積もりをとる必要があるでしょう。

カードの還元率と割引率を比べよう

見積もりが出揃ったら、クレジットカードのポイント還元率を加味してそれらを比較してみましょう。

ただ、ハッキリ言って、クレジットカードのポイント還元率は、業者ごとの見積もりの差額に比べると微々たるものです。

クレジットカードの還元は、車検代が10万円以上かかってもせいぜい数千円程度が限界ですが、 業者間の見積もり差額は数万円単位で違うことがあります。

そのため、手元にお金がなくて分割払いを設定したい人以外は、「クレジットカード払いかどうか」ではかく「見積もり価格が安いかどうか」に重きをおいて判断するとよいでしょう。

見積もりは交渉次第で安くできることもある

節約する

各業者から見積もりをとった後に「これよりも安くしたい」と思った人は、 値引き交渉してみるのもひとつの手です。

法定費用は値引きすることはできないので、車検整備料金の中で「不要なものはないか?」を見てみましょう。

例えば、「A社はエンジンオイルやバッテリー交換を作業内容に含んでいるが、B社は含んでいない」といった違いを見つけ、A社にその項目を削るように交渉してみるのもよいでしょう。

特にカーディーラー系は丁寧に整備してくれる一方、格安の車検業者等と比べると「過度な整備や交換」をしている傾向にあるので、交渉してみる余地はあります。

この他にも、実際に他の業者の見積書を見せて、「作業内容と料金をここに合わせてくれませんか?」と交渉してみるのもよいでしょう。

安さを求めるのであれば「ユーザー車検」という選択肢も

見積もりをとったり、クレジットカード払いをしたりして、車検代を抑えるのもよいですが、「安さを追い求める」のであれば、「ユーザー車検」という選択肢も残されています。

ユーザー車検とは、その名の通りユーザー自らが整備した車を運輸支局等に持ち込み、車検を受ける方法です。

この方法は一般の車検に比べて 「車検整備手数料」が一切かかりません。自分で整備したときに使った部品代などはかかりますが、技術料などはタダです。

そのため、うまくやれば「法定費用+数千円」で車検を済ませることもできるのです。

もちろん、ちゃんと整備できていないと車検は通らないため、事前に車検に通るかどうか、どこを直せばよいかどうかを、事前に車検業者などに確認してもらうことをおすすめします。

その際にいくらかお金がかかるかもしれませんが、業者に車検を丸ごと頼むよりもはるかに安くすませることができます。

ただ、ユーザー車検はある程度車の知識がない人には難しいため、車検初心者や車に詳しくない人にはおすすめしません。

まとめ

車検代は「法定費用」と「車検整備料金」から構成され、クレジットカードで支払いできるところもあれば、できないところもあります。

特に必ずかかる費用である法定費用は、クレジットカード払いに対応していない業者が多い傾向にあります。

ただ、注意しておきたいのは「全額クレジットカード払いに対応している店舗は車検代が高くなる傾向にある」ということです。

例えば、カーディーラーはクレジットカード払いに対応している店舗が多いものの、車検代は割高です。 車検代をクレジットカード払いするときに大事なのは、

  • ネットや電話、見積もりサイトなどを活用して、あらかじめ複数業者から見積もりをとる
  • クレジットカード払いができるところはその還元率を加味して比較する
  • 場合によっては交渉やユーザー車検という選択肢もとる

などのことです。 あまりにも「クレジットカードできるかどうか」にこだわりすぎると、かえって車検代が高くなってしまうので、気をつけてください。

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