レックスカードの特徴やメリット・デメリット、サービス内容変更について解説

クレジットカードの周りにお金がちらばっている

レックスカードは年会費が有料の代わりに高還元率で有名なクレジットカードでしたが、2017年9月からはサービス内容が改訂されて年会費が無料になった代わりにポイント還元率が低くなってしまいました。

年会費無料のレックスカードと言えば、以前はレックスカード ライトというクレジットカードも存在しましたが、こちらは既に新規申込受付を停止しています。

名前だけ見るとレックスカード ライトを廃止して上位のレックスカードに一本化したように見えますが、実際はレックスカード ライト寄りの仕様になっています。

そんなレックスカードについて新旧の変更点や特徴について解説します。

レックスカードとレックスカード ライトの違い

カードを持つ女性達

まず初めに、レックスカードとレックスカード ライトの違いについて説明します。

レックスカードは元々年会費有料のクレジットカード

レックスカードは元々年会費が有料のクレジットカードでした。初年度は無料、次年度以降も年間50万円以上の利用という条件付きで無料になりますが、50万円未満だと2,500円(税抜)かかります。

一方でレックスカード ライトは年会費が永年無料のクレジットカードです。年間の利用額にかかわらず、年会費無料で持つことができました。

しかし2017年10月請求分からはサービス内容が改定されて、レックスカードも年会費永遠無料で持てるようになります。ちなみに初年度の年会費は元々無料なので、サービス改定前の今レックスカードを申し込んでも一切年会費は発生しません。

一見、改良されるかのように見えるレックスカードですが、実は改悪される部分もあります。

2017年9月請求分までのポイント還元率は1.5%

レックスカードは1.5%と非常に高いポイント還元率が魅力的でした。

無条件で年会費が無料のレックスカード ライトは1.25%とやや低めです。そのため年間50万円以上利用するな、年会費が無料になってポイント還元率も高いレックスカードで支払うのがお得でした。

しかし2017年10月請求分からはポイント還元率が減少し、1.25%となります。今後はレックスカード ライトと変わらなくなってしまうのです。

ちなみに以前にもサービス内容の改訂が行われており、2015年11月請求分までのポイント還元率は1.75%でした。その頃と比べると実に0.5%も低下したということになります。

さらにもう1つ、変更されたサービスがあります。

ショッピング保険の付帯は2017年7月2日で終了

以前はレックスカードを申し込む際、下記2種類の保険サービスから1つを選んで付帯させることが可能でした。

  • ショッピングプロテクション(ショッピング保険)
  • 海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険

しかし2017年7月3日以降はショッピング保険を選べなくなり、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険のみの提供となりました。この仕様も従来のレックスカード ライトと同様です。

海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険も魅力的な特典ではありますが、選択肢が減ってしまったことは残念だと言わざるを得ません。

今後はレックスカードに一本化

既にレックスカード ライトの新規申込受付は終了しており、今後はレックスカードに一本化されます。
しかし新しいレックスカードの中身は従来のレックスカード ライトと同じです。年会費が無条件で無料になるのはメリットですが、ポイント還元率や付帯保険などの特典はグレードを下げられてしまいました。

特にこれまでレックスカードで年間50万円以上決済してきた方は注意してください。今後はP-one WizやDCカード Jizile(ジザイル)などのより高還元率なクレジットカードで決済するほうがお得になる可能性が高いです。

ただし新生レックスカードも高還元率の部類であることには違いないです。またショッピング保険は選べなくなりましたが、年会費無料でありながら海外旅行保険が自動付帯される点は無視できません。

そんな新しいレックスカードについて次章から解説していきます。

レックスカードの特徴

クレジットカードを持つ女性

  • 年会費永年無料
  • 国際ブランドはVISA
  • ポイント還元率は1.25%
  • JACCSモール経由で買い物するとポイント還元率がアップ
  • インターネットで不正されても補償される「ネットあんしんサービス」を付帯
  • 価格.com安心支払いでポイント還元率が1.5%にアップ
  • 海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険を付帯

レックスカードは株式会社ジャックスと株式会社カカクコムが提携して発行しています。

そのためジャックスが提供している「JACCSモール」や、カカクコムが運営している「価格.com」といったサービスと絡めた独自の特典が付帯されています。

年会費は永年無料

従来は条件付きで年会費が無料になったレックスカードですが、2017年10月請求分からは無条件で無料になります。
1年に1回も利用しなかったとしても費用がかかることは一切ありません。クレジットカード初心者でも安心して作ることができます。

ポイント還元率は1.25%

支払方法 2017年9月請求分まで 2017年10月請求分から
1回払い
回数指定分割払い
ボーナス払い
2,000円につき30ポイント 2,000円につき25ポイント
リボ払い 2,000円につき40ポイント 2,000円につき35ポイント

レックスカードは毎月の利用合計金額2,000円(税込)ごとにREX POINT(レックスポイント)が貯まります。付与数は支払方法によって異なり、1回払い・分割払い・ボーナス払いは25ポイント、リボ払いなら35ポイントです。

繰り返しになりますが、2017年10月請求分からのポイント還元率は基本1.25%です。古い解説記事や口コミなどでは1.5%と紹介されているかもしれませんが、その数字は9月請求分までの還元率なので注意してください。

またリボ払いだと1回払いよりも付与されるポイントは多くなりますが、その代わりに手数料がかかるのでポイント目的でリボ払いで支払うことはおすすめしません。

モバイルSuicaやSMART ICOCAのチャージもポイント付与対象

基本的に電子マネーのチャージはポイント付与の対象外ですが、交通系電子マネーのモバイルSuicaとSMART ICOCAに関してはポイント付与の対象です。

おサイフケータイ版のモバイルSuicaはビューカード以外のクレジットカードを登録すると年会費がかかるので相性が悪いですが、Apple Payなら年会費無料でモバイルSuicaを利用できます。

Apple Payに対応しているiPhone 7やApple Watchなどを持っているなら、モバイルSuicaのチャージにレックスカードを使っても良いでしょう。

レックスポイントは利用金額の値引きに使える

レックスポイントは1,500ポイント貯めるとJデポ1,500円分、またはANAマイル300マイルと交換することが可能です。
Jデポとはクレジットカードの利用金額から値引きするためのシステムです。1,500円分のJデポと交換すると、請求時に自動的に1,500円値引いて口座から引き落とされます。

レックスポイントの有効期間はポイント獲得月から2年間なので、単純に計算すれば月平均5,000円以上決済すれば失効

させることなく1,500ポイントを貯められます。

ANAマイルと交換しても良いですが、1マイルに5円分の価値を持たせることは難しいでしょう。レックスポイントはJデポに交換してカード請求額の値引きに使うのが無難です。

JACCSモール経由で買い物するとポイント還元率がアップ

JACCSモール(ジャックスモール)はインターコムクラブ会員専用のショッピングモールです。JACCSモールでエントリーしてから各ECサイトを利用すると、カード利用分のポイントに加えてさらに最大12%のラブリィポイント、もしくはJデポとショップ独自ポイントがプレゼントされます。

プレゼントの種類は、JACCSモールのログイン時に設定したクレジットカードによって決まります。

例えばAmazonや楽天市場の購入代金をレックスカードで決済する場合、0.5%のJデポが上乗せされて合計1.75%還元となります。

ネットあんしんサービスとカード盗難保険を付帯

ネット通販で決済する際、クレジットカード情報を入力することに抵抗があるという方はいらっしゃいませんか?

レックスカードには「ネットあんしんサービス」という保険が付帯されています。インターネットで不正利用の被害に遭っても、届出日から90日前までさかのぼって補償されます。

もちろん一般的な盗難保険も付帯されているので、紛失や盗難などの不正利用被害に遭っても補償されるので安心です。

価格.com安心支払いでポイント還元率が1.5%にアップ

価格.comに掲載されている対象ショップで買い物する際、「価格.com安心支払い」サービスを利用すると、ショップにカード情報や口座情報などを知らせることなく商品を購入することができます。

この価格.com安心支払いは、カード情報が漏洩するリスクを抑えられるセキュアな決済サービスなのですが、約2%の手数料がかかってしまうのがデメリットです。

そんな価格.com安心支払いの決済にレックスカードを利用すると、通常1.25%のポイント還元率が1.5%にアップします。

手数料を相殺とまでは行きませんが、少しは負担が軽くなります。価格.comを通して安全にネットショッピングを利用したい方にとっては魅力的な特典でしょう。

海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険を付帯

海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険
保険金 最高2,000万円 最高1,000万円
付帯条件 自動付帯 利用付帯

新しいレックスカードにも海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険は付帯されます。

しかも海外旅行傷害保険に関しては、年会費無料のクレジットカードとしては珍しい自動付帯です。

海外旅行傷害保険は基本的に合算可能なので、既に付帯されているクレジットカードを持っているという方でも保険金額の上限が高くなるので追加で持つメリットはあります。

ただし国内旅行傷害保険は利用付帯なので、事前に対象の旅行代金をレックスカードで支払っている場合のみ保険金が支払われます。

レックスカードのデメリット・注意点

注意

最後にレックスカードのデメリットや注意点について確認しておきましょう。

一見すると、高還元率でお得に見えるレックスカードですが、いくつか抑えておきたい事項があります。

レックスカード ライトは新規入会受付終了

レックスカード ライトの入会受付は既に終了しています。
つまり現在申し込めるのはレックスカードのみとなっているわけですが、2017年10月請求分からは従来のレックスカード ライトと同等になってしまうことに注意が必要です。

レックスカードは改悪されてライトと同等に

申し込み時期にかかわらずレックスカードの年会費は無料になり、ポイント還元率は1.25%に改悪されます。

また以前はショッピング保険を付帯させることが可能でしたが、現在は海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険の一択です。

名前こそレックスカードですが、その中身はレックスカード ライトと同じになってしまったので、過去の口コミなどを参考にする場合は気をつけて読んでください。

ポイント付与は2,000円単位

改悪されてもポイント還元率は1.25%の高還元率です。
確かに高還元率ですが、ポイント付与は2,000円単位で計算されます。無駄になる端数が大きいので、還元率のわりに貯まりにくいのがデメリットです。

毎月の利用合計金額から計算されるので、少額決済が中心でもまったくポイントが付与されないというわけではありませんが、利用状況によってはレックスカードで決済してもそれほどお得にならない可能性もあります。

例えば楽天カードのポイント還元率は1%ですが、利用合計金額100円につき1ポイント付与されます。毎月の利用金額が数千円程度なら付与されるポイントにほとんど差はないですし、楽天カードのほうが得になるケースもあり得ます。

利用合計金額 レックスカード 楽天カード
2,000円 30ポイント 20ポイント
2,500円 30ポイント 25ポイント
3,000円 30ポイント 30ポイント
3,500円 30ポイント 35ポイント
4,000円 60ポイント 40ポイント
4,500円 60ポイント 45ポイント
5,000円 60ポイント 50ポイント

またレックスポイントの有効期間は付与されてから2年間です。2年間で1,500ポイント貯めないと、2年経過したポイントから消滅して無駄になってしまいます。
還元率の数字にとらわれ過ぎないように注意しましょう。

リボ払いに注意!

レックスカードはリボ払いで支払うと通常よりもポイント付与率が0.5%だけ高くなりますが、リボ払いは手数料がかかることを忘れてはいけません。

どうしても支払いが間に合わない場合はリボ払いで支払いを先延ばしにするという選択の余地がありますが、ポイント目当てでリボ払いすることはおすすめしないです。

ファミマTカードやP-one Wizなど他社クレジットカードの場合、リボ払いの支払額を上限まで引き上げることによって手数料の支払いから逃れる裏技的な手法があります。

しかしレックスカードのリボ払いは、支払額にかかわらず必ず手数料が発生します。ファミマTカードやP-one Wizなどは例外なので、同じリボ払いでも混同してしまわないように気をつけましょう。

まとめ

新しいレックスカードは年会費が永年無料である代わりにポイント還元率は1.25%に低下しているので気をつけましょう。

またポイント付与は毎月の利用合計金額2,000円ごと、さらに1,500ポイント貯めないとJデポやマイルに交換できない点にも注意が必要です。

毎月コンスタントに5,000円以上決済すればポイントを失効させることなく有効に使えます。クレジットカードをあまり使用しない人には不向きですが、たくさん決済する人ならしっかりと恩恵を受けられるでしょう。

ショッピング保険の新規加入はできなくなってしまったものの、海外旅行傷害保険については今度も自動付帯で提供されます。海外へよく出かける方にとっては嬉しいですね。

旧レックスカードと比較するとサービス内容が改悪された感は否めませんが、依然として高還元率の部類ではあります。JACCSモールや価格.comといったサービスを利用するユーザーにもおすすめです。

この記事を書いた著者:GARNET

スマートフォンや格安SIMなどの話題が好きなブロガーです。 自分にとってベストなクレジットカードを模索中。

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