海外で使えるプリペイドカードを比較!メリットを徹底解説!

海外プリペイドカード

「海外で大金を持ち歩くのは危険だ」と感じる方は多いのではないでしょうか?また「クレジットカードは際限なく使いそうで怖い」という方もいるでしょう。そんな方におすすめなのがプリペイドカードです。

海外用プリペイドカードの最大の特徴は、チャージした金額以上は使えないという点です。また、為替手数料が安く抑えられるなどのメリットもあります。

今回は、そんな海外用プリペイドカードのお得な情報をお届けします。

海外でプリペイドカードを使うメリット

空港から旅立つ人

まずは、プリペイドカードを使うことのメリットについて次のポイントをもとに説明します。

  • プリペイドカードの概要
  • セキュリティ面でのメリット
  • 為替レートから見たメリット
  • 現地通貨の引き出し手数料から見たメリット

上記の項目について、現金、クレジットカード、デビットカードとの比較でよりわかりやすく解説します。

プリペイドカード概要

プリペイドカードは、事前にお金をチャージ(充填)して使うものです。つまり、チャージした分の金額しか使えないため、使い過ぎを防げるのはもちろん、万が一不正利用された時に、被害を最小限にできるメリットがあります。

詳しくは「使いすぎを防止できる!プリペイド式クレジットカードを利用するメリットを解説!」の記事もあわせて参考にしてみてくださいね。

カードとタブレットを操作する女性

2017.01.25

使いすぎを防止できる!プリペイド式クレジットカードを利用するメリットを解説!

通常クレジットカードは後払いですが、前払いで利用できるクレジットカードも存在します。それはプリペイド式クレジットカードです。前払いなので厳密にはクレジットカードとは異なりますが、搭載されている国際ブランドの加盟店であれば普通のクレジットカードと同じように利用することができます。ただし全ての加盟店で利用できるとは限りません。プリペイド式クレジットカードは予めチャージしておいた金額分しか利用できないので、使い過ぎを予防できるメリットがあります。またチャージ残高以上利用できないということは、仮に不正利用に遭ったとしても被害が限定的という側面もあります。クレジットカードを持つのが不安な方は、プリペイドカードから始めてみてはいかがでしょうか。

セキュリティ面でのメリット

次は、セキュリティ面でのメリットについて説明します。

現金との違い:被害を最小限にできる

現金は盗られればおしまいですが、プリペイドカードは盗難に気付いた時点で止めると、その後は一切使えなくなり被害を最小限に抑えることができます。

クレジットカードとの違い:限度額まで使われない

クレジットカードの利用可能額は、契約時に設定した利用限度額まで使えるのに対し、プリペイドカードはチャージ残高分のみ利用できます。

事前にチャージした金額を超えて使うことはできないため、万が一不正利用されても被害を最低限に抑えられます。

デビットカードとの違い:残高まで使われない

デビットカードは、決済時に銀行口座から利用料金が引き落とされます。

つまり銀行残高が利用限度額となり、残高が多ければ被害も拡大します。

その点、プリペイドカードは事前にチャージした金額以上は利用できないうえに銀行口座と連携していないため、チャージ残高以上に被害が大きくなることはありません

為替レートから見たメリット

通貨の両替や海外での買い物をする場合、為替レートが大きく影響します。もちろん為替手数料も変わります。そのことをふまえ、プリペイドカードがより優れている点を挙げていきます。

銀行・空港よりも為替手数料が安い

日本の銀行や空港の両替所で両替をする際は、為替レートの為替手数料(最大約20%)を払う必要があります。マイナーな通貨ほどその割合が高くなるのが普通です。

一方、プリペイドカードの為替手数料はカード会社によって違いますが、銀行などより格安となります。また、外貨専用口座へのチャージできるカードは、為替手数料が無料となる場合があります。

為替手数料がクレジットカードより割安になる

主なクレジットカードの為替手数料は、決済時為替レートの約1.6~2%程度に設定されています。

一方、プリペイドカードで買い物をする場合の為替手数料は4%程度ですが、米ドルなど滞在する国の現地通貨でチャージできるカードの場合、利用時の為替手数料は無料外貨をチャージする際の為替手数料も割安または無料となります。

現地通貨の引き出し手数料

次は、現地通貨の引き出し手数料という点から、プリペイドカードの利点を見ていきます。

銀行・空港の両替所との比較

日本の銀行や空港の両替所を利用する場合、最大で為替レートの約20%もの為替手数料がかかります。また、為替レートがよくない空港の両替所だと為替手数料も割高となります。

一方、海外用のプリペイドカードの両替時為替手数料はカード会社によって違いますが、カード会社によっては為替手数料が無料となるケースもあるので、その場合はプリペイドカードを利用する方がはるかにお得です。

クレジットカードとの比較

クレジットカードの海外キャッシングで現地通貨を引き出す場合、200円程度のATM手数料と年率18%の返済利息がかかります。

一方、プリペイドカードもATM手数料は同じぐらいかかりますが、為替手数料が割安または無料となるケースもあるため、そのケースに該当する場合はプリペイドカードがベターです。

デビットカードとの比較

デビットカード利用の場合、為替レートの約2.5~3.0%の為替手数料がかかります。

一方、プリペイドカードは為替手数料が割安または無料となる場合もあるため、渡航先の地域によってはかなりお得になります。

海外でプリペイドカードを使うときの注意点

電話をする女性

この項では、海外でプリペイドカードを使う際の注意点について、いくつかの項目を挙げて具体的に説明します。いざ海外に行ってからあわてることがないよう、これらの項目を事前にチェックしましょう。

海外へ行く前に準備しておくこと

海外でプリペイドカードを使用する場合は、渡航先の海外で困ったことにならないためにも、次の2つの点について必ずチェックしておきましょう。

準備①:カードの有効期限を確かめる

プリペイドカードの有効期限は5年です。それが過ぎるとカードが使えなくなりますので、有効期限までに十分な日数があるカードを用意しなければなりません。

また、有効期限が近付いているのにカードの更新がない場合は、カード会社に確認してみる必要があります。

準備②:カードにお金をチャージする

プリペイドカードは、カードにお金がチャージされていない状態では使えませんので、十分なお金がチャージしてあるかどうかを確かめ、残高が足りない場合は新たにお金をチャージする必要があります。

チャージ方法には円貨チャージと外貨チャージの2つがありますが、為替レートや各種手数料、外貨チャージに対応している通貨などはカード会社によって違います。

詳しくは各カード会社に問い合わせるなどして、確認してみましょう。

プリペイドカード利用にあたる注意点

これまでは、主にプリペイドカードを海外利用する利点についてお話ししてきましたが、当然注意すべき点もあります。それが以下の2点です。

注意①:お金をチャージしないと使えない

プリペイドカードは自分でお金をチャージしないと使えません。現地でチャージしたお金を使い切ってしまった場合は、新たにチャージする必要があります。

また、カードを利用する場合だけなくカードにお金をチャージする場合にも、各種手数料がかかります。

注意②:支払いは「1回払い」のみ

プリペイドカードはクレジットカードと違い、1回払いのみとなります。クレジットカードのように数回に分けて利用代金を支払うリボ払いはできません。

また、チャージ残高を超える金額の利用はできないほか、複数のカードの併用もできません。

なのでショッピングでチャージ残高を超えそうな場合は、ATMや店舗のレジなどで残高をチェックし、チャージ残高の範囲で使うか、新たにチャージするしかありません。

こんなときにはクレジットカードがおすすめ

財布からクレジットカードを出す男性

プリペイドカードは使い過ぎを防ぐ効果があるだけでなく、海外で利用する際は為替手数料が割安または無料になるなどのさまざまなメリットがあります。

しかし、以下のようなケースではクレジットカードを利用することをおすすめします。

急に高額な支払いが生じた場合

クレジットカードを利用したほうがよい事例として真っ先に挙げられるのが、予期せぬ高額な支払いが生じるケースでしょう。

場合によっては手持ちの現金やプリペイドカードの利用限度額では、まかなえない可能性もあります。そんな場合はクレジットカードで支払うことをおすすめします。

リボ払いや複数のカードを利用したい場合

海外でブランド品などの高額な買い物をするために、「クレジットカードでリボ払いをしたい」、あるいは1枚のカードでは利用限度額を超えそうなので、「複数のカードを使いたい」という場合は、やはりクレジットカードがおすすめです。

こんなときにはデビットカードがおすすめ

デビットカードは利用時に銀行口座から即お金が引き落とされる仕組みとなっているため、銀行口座に十分なお金が入っていれば、海外でのショッピングや現金引き出しに使えます。

そんなデビットカードのおすすめポイントは次の通りです。

その場で利用金額を把握したい場合

デビットカードの強みは、インターネットバンキングを利用している人なら海外でもカード利用金額や口座残高をPCやスマホで確認できるという点です。

デビットカードを海外で利用する場合、利用時点の為替レートで現地通貨を円換算し、為替手数料を加算した金額が日本の銀行口座からその場で引き落とされる仕組みとなっています。

そのため、利用明細や現在の口座残高がすぐわかります。

出費や口座残高のチェックで無駄遣いを防げる

前の項目で述べたように、デビットカードはリアルタイムで口座から利用金額の引き落としが行われるだけでなく、随時支払い履歴と口座残高のチェックができます。

そのため買い物などによる出費の管理がしやすく無駄遣いを防ぐ効果があります。

海外でおすすめのプリペイドカードを比較

クレジットカードと海外旅行

ここからは、数あるプリペイドカードの中から、海外でお得に利用できる4種類をピックアップし、それぞれの特徴について比較していきます。

まずは、下の表をご覧ください。

マネパカード マネーティーグローバル ネオ・マネー キャッシュパスポート
入会・年会費 無料 無料 無料 無料
年齢制限 15歳以上 13歳以上 13歳以上 なし
チャージの手数料 無料 無料 無料 入金金額の1%
現地ATM引出手数料 場所による 200円 200円 200円
為替手数料※ 無料または3% 5% 4% 無料または4%
国内での利用 不可 不可 不可

※為替手数料はカード会社の提携先国際カード会社独自の為替レートをもとに算出します。

それではカードごとの特徴を紹介していきます。

マネパカード

マネパカードは、主にFXを取り扱う証券業・「マネーパートナーズ」が発行している、マルチに使えるトラベルキャッシュカードです。

6つの外貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル、日本円)を1枚のカードにチャージできる、マルチカレンシー・プリペイドカードです。

為替レートが良いときに外貨をチャージすれば、よりお得に利用できます。

マネパカードの概要

マネパカードの主な特徴は次の通りです。

  • チャージした外貨をその通貨圏で利用する場合は為替手数料がかからない
  • 各種手数料が日本最安レベルである
  • 50万円まで補償されるカードショッピング保険付帯

マネパカードの強みは、為替手数料を含む各種手数料が他のプリペイドカードよりお得だという点です。

特に、外貨チャージ時の為替手数料や、余った外貨を日本円に両替する場合の手数料も無料となるのが、他にはない強みです。

また、チャージできる通貨以外の通貨圏でも、米ドルがチャージされていればどの国でも利用できますが、その場合は当日決済レートの3%の為替手数料がかかります。

マスターカードとして日本国内でも利用できる

通常、海外キャッシュカードは日本では使えませんが、マネパカードは海外ではもちろん、日本国内でも利用できる便利なプリペイドカードです。また、国内外を問わずカード利用時には最大2%のポイントが還元されます。

なお、日本で利用する場合はチャージした外貨を円に払い戻して円口座に再チャージし、国内ショッピング限度額を設定するという手続きが必要となります。

為替手数料を最小限に抑えたい方に!
マネパカードの詳細を見る

マネーティーグローバル(Money T Global)

マネーティーグローバルは、大手旅行会社JTB発行のプリペイドカードです。

世界200以上の国と地域の、VisaやPlusマークのある240万台以上の海外ATMで現地通貨を引き出せるほか、サインひとつでショッピングや食事の支払いもできます。

マネーティーグローバルの概要

マネーティーグローバルの主な特徴は次の通りです。

  • 利用のたびにメールで利用内容とチャージ残高をお知らせ
  • 24時間対応の日本語コールセンターと世界40都市のJTBトラベルデスクが常時サポート
  • 未成年の利用には保護者などの代理人登録が必要

世界各地にトラベルデスクを持つJTBだからこそできる手厚いサポートが、マネーティーグローバルの最大の強みです。

万が一の事態が起こった時の対処や、安全面によく配慮されたカードです。

海外で「危険回避速報」をメール受信できる

特に注目したいのが、海外渡航先で「危険回避速報」をメール受信できる個人会員向けサービスがあることです。

世界展開する旅行会社の強みを生かし、テロや自然災害、疫病流行など不測の事態が起こった時に便利な、特筆すべきサービスです。

言葉の違いで情報の収集が遅れがちな海外において、とても心強いですよね。

ネオ・マネー(NEO MONEY)

ネオ・マネーはクレディセゾンが発行している海外専用プリペイドカードです。世界各国のVisa・銀聯(ぎんれん)加盟店でのショッピングや、Visa ・Plus・銀聯マークのついたATMで現金通貨の引き出しができます。

ネオ・マネーの概要

ネオ・マネーの主な特徴は次の通りです。

  • 中国、韓国などのアジア圏の為替レートがお得
  • 世界のホテル予約サイトのアップルワールド取り扱い海外ホテル料金5%オフ
  • 未成年者が申し込む場合は親権者の了解が必要

クレジットカードの5大国際ブランドをしのぐ勢いを持つ中国系の銀聯カードとの提携により、アジア圏での利用が便利かつお得になっているという点が、他のプリペイドカードにはないネオ・マネーの最大の強みだと言えるでしょう。

行き帰りが楽な「NEO MONEY荷物宅配サービス」

ネオ・マネーには他の3つのカードにはない、便利な「NEO MONEY 荷物宅配サービス」があります。4つの主要国際空港でスーツケースなどの手荷物配送を会員特典価格(手荷物1つにつき通常料金の100~300円の割引)で利用できます。

海外旅行で頭を悩ませることの1つがスーツケースやおみやげなどの大きな荷物の持ち運びですが、その手間が省けるサービスが安く利用できるのは大きなメリットだといえます。

キャッシュパスポート

キャッシュパスポートは、マスターカードグループ会社が発行しています。

マスターカードが発行するマルチカレンシー・カード
キャッシュ・パスポートの詳細を見る

キャッシュパスポートの最大の特徴は、なんと9つの通貨(日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドル)を1枚のカードにチャージできるマルチカレンシー・カードであるということです。

世界中に210以上の国や地域のマスターカード対応ATMを利用できるほか、加盟店でのショッピングなどにも使えます。

キャッシュパスポートの概要

キャッシュパスポートの主な特徴は以下のとおりです。

  • チャージした外貨をその通貨圏で利用する場合は為替手数料がかからない
  • 「カードサービス」による24時間対応の会員サポート
  • 申し込み年齢の制限なし

キャッシュパスポートの外貨チャージ手数料は、チャージ時為替レートの1%です。レートが良い時に外貨をチャージすれば、さらに為替手数料を安くすませることもできます。

なお、チャージしてある通貨を他の通貨圏で使う場合は、利用時為替レートの4%の為替手数料がかかります。

スペアカードが同時発行される

キャッシュパスポートで最も特筆すべき点は、カード発行時にオリジナルカードとスペアカードの2枚のカードが発行されるということです。

カードを紛失したときでも暗証番号が違うスペアカードがあれば、引き続きカード利用ができます。ただし不正利用を防ぐため、紛失したらすぐにカード会社に連絡しましょう。

Tポイントが200円につき1ポイント貯まる

キャッシュパスポートは、海外での利用200円ごとに1Tポイントが貯まります。

自分であらかじめ持っているTカード番号を入力すれば、それに紐づいてポイントが貯まっていく仕組みなので、自分のTカードを申し込み時に登録しておくとお得ですよね。

Tポイントも貯まる海外プリペイドカード
キャッシュ・パスポートの詳細を見る

以上、各プリペイドカードを比較してみました。

まとめ

今回は、海外で利用できるプリペイドカードについて、次のような点について解説しました。

  • 海外でプリペイドカードを使うメリット
  • 海外でプリペイドカードを使うときの注意点
  • 海外でおすすめのプリペイドカードの比較

海外に出発する前にこの記事を読み、少しでもそれらついての理解を深め、よりお得にプリペイドカードを利用できるお手伝いができれば幸いです。

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