iPhoneにクレジットカード情報を登録する方法や注意点を解説

iPhoneはApple IDApple Pay2種類のクレジットカード情報を登録しておくことが可能です。

Apple IDにクレジットカード情報を登録しておけば、iTunesやApple Online Storeで商品を購入する際にカード情報を入力する手間が省けます。

Apple Payでは最大8枚のクレジットカードを登録しておくことが可能で、それぞれiDやQUICPayといった電子マネーとして決済することが可能になります。

クレジットカードの情報を登録すると便利な機能を利用できるようになりますが、その一方で不正使用などに被害に遭うリスクも高まります。

今回はiPhoneにクレジットカード情報を登録する方法と、簡単なセキュリティ対策について解説します。

iPhoneでApple IDのお支払い情報を変更する方法

カードを持ちながらスマホを触る女性

Apple IDのお支払い情報を変更する方法についてはWEBのアカウントページにアクセスするほか、iPhoneなどiOS端末の設定画面から設定することも可能です。

ここではiOS 10.3以降の端末で設定する手順を紹介します。

クレジットカード情報の登録手順

  1. 設定画面を開くと1番上にApple IDのユーザー名が表示されているはずです。
  2. これをタップしたのち「支払いと配送先」を選択しましょう。
  3. 支払い方法が未登録の場合は「支払い方法を追加」という項目が表示されます。

Apple pay 登録説明01

そこから「クレジットカード/デビットカード」を選択して下記の情報を入力します。

  • カード名義人
  • カード番号
  • 有効期限
  • CVV(セキュリティコード)
  • 請求先住所
  • 電話番号

入力内容に問題がなければ、右上の保存をタップして登録作業は完了です。

Apple pay 登録説明02

なおファミリー共有を設定している場合は、管理者以外が支払い情報を更新することはできないので、ご注意ください。

iPhoneでApple Payを設定する方法

スマホでカードの情報を入力する人

Apple Payで使用するクレジットカードは、デバイスごとに8枚まで登録しておくことが可能です。

クレジットカード情報の登録手順

Walletアプリを起動して「カードを追加」→「次へ」をタップします。

するとカメラが起動して中央に白い枠線が表示されるので、クレジットカードにピントを合わせて線の内側に収まるように映しましょう。

Apple pay 登録説明03

正しく認識されればクレジットカードの名義と番号、それに有効期限が自動的に入力されます。ピントが合わないなどカメラで読み取ることが難しい場合は、手動で入力することも可能です。

セキュリティコードについては必ず手動で入力する必要があります。

Apple pay 登録説明04

クレジットカード裏面に記載されている3桁の数字、もしくは7桁の数字の末尾3桁を入力しましょう。

セキュリティコード

入力内容に問題がなければApple Pay特約(利用条件)を確認して、「同意する」をタップして次に進みます。

Apple pay 登録説明05

カード認証ではSMSやアプリなどを利用して本人認証を行います。選択可能な認証方法はクレジットカードによって異なります。

SMS認証の場合は認証コードを記載したSMSが送られてくるので、これを入力するだけで簡単に認証が完了します。これで登録作業は完了です。

Apple pay 登録削除06

逆にカード情報を削除したい場合も、簡単に行えます。

Apple pay 登録削除

Apple Payとクレジットカードの注意点

Apple Payには店舗決済とWEB決済の2種類の機能がありますが、すべてのクレジットカードが両方に対応しているわけではありません。

またApple Payに対応している端末でも、FeliCaチップを搭載していないiPhone SEやiPhone 6s以前の機種では店舗決済を利用することは不可能です。

モバイルSuicaで電車に乗車したりコンビニなどの店舗で決済するためには、iPhone 7や7 Plusと対応クレジットカードが必要です。

iPhoneにクレジットカード情報を登録する際の注意点

注意アラートイメージ

iPhoneにクレジットカード情報を登録すると決済が便利になる一方で、不正使用などのリスクも伴います。

iPhoneを盗まれると不正に使用される恐れがある

クレジットカード情報を登録しておくと、決済時にカード情報を入力する手間が省けます。これは持ち主だけでなく、不正にiPhoneを入手した人間にとっても同じことです。

iPhoneが盗まれると、登録してあるクレジットカードで不正に決済される可能性があります。もしiPhoneを紛失したらクレジットカードの利用を停止しておきましょう。

「パスコードやTouch IDを設定していれば不正に使用されることはないのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、パスコードやTouch IDの認証が突破されないとは限りません。特に指紋で認証するTouch IDについては、「過信は禁物」です。

Touch IDは万全のセキュリティ対策ではない

指紋認証センサーのTouch IDは触れるだけで画面ロックを解除できたり、本人確認の際にパスコードの入力が不要になるなど非常に便利な機能ですが、残念ながら万全のセキュリティ対策とは言えません。

例えば寝ている人の指を使ってこっそり認証したり、指紋を採取して偽造することでロックを解除される恐れがあります。初めてTouch IDを搭載したiPhone 5sがセロテープで採取した指紋で認証に成功してしまったのは有名な話です。

Touch IDを設定していても認証を突破されると、登録したクレジットカードを不正に使用されてしまう恐れがあります。

最新のiPhone 7や7 Plusでは改良された第2世代のTouch IDが搭載されていますが、指紋自体が静脈や虹彩といった他の生体認証と比較すると偽造が容易であるため、セキュリティ対策としては不安が残ります。

スムーズに認証できて便利なTouch IDですが、過信し過ぎないないように注意しましょう。

名前や住所も簡単に見られる

iPhoneはクレジットカード以外にも名前や住所を登録することが可能な上に、これらは設定画面から簡単に閲覧することが可能です。

クレジットカード情報については国際ブランドと番号の末尾4桁以外は確認できないようになっていますが、カード名義人や請求先の住所についてはそのまま表示されます。

つまりTouch IDやパスコードロックを解除されると、その時点で持ち主の本名と住所は特定されてしまうのです。

登録したクレジットカード情報が直接盗まれる可能性は低いですが、クレジットカード以外の個人情報が流出してしまう可能性があることにも注意しましょう。

Wi-FiテザリングのSSIDなどから特定される可能性も

またiOS端末はデバイス名を設定することが可能ですが、初期状態ではApple IDに登録している名前が使用されて「〇〇のiPhone」といった風に表示されます。

もしデバイス名を変更せずにWi-Fiテザリング機能を使用するとアクセスポイントのSSIDが「〇〇のiPhone」になってしまい、不特定多数のユーザーに本名を公開してしまうことになるので要注意です。

あらかじめデバイス名を変更しておけば解決する話なのですが、残念なことにこのようなSSIDを見かけることが少なくありません。同様にAirDrop機能をONにしている状態でも本名を特定されてしまう恐れがあります。

これらの機能を使用するのであれば必ずデバイス名を変更しておきましょう。

ところでAirDropにはもう1つ懸念される問題が存在します。

AirDropの脆弱性

AirDropがONの状態では、第三者が所有するデバイスとファイルを送受信することが可能です。

通常はファイルの受信を許可しなければウイルスに感染することはありませんが、過去には受信を拒否してもウイルスに感染してしまう脆弱性が指摘されたことがありました。

この問題については最新のOSにバージョンアップすることで既に対策されていますが、今後も同じような手法で攻撃される可能性がないとは言い切れません。

万全を期すために、AirDropを使用しない時はOFFにしておくことをお勧めします。またAirDrop使用中に第三者からファイルを送られてきたとしても、絶対に開かないようしましょう。

iPhoneのセキュリティ対策

クレジットカードのセキュリティ

iPhoneに保存したクレジットカードなどの個人情報を守るために、初歩的なセキュリティ対策を紹介します。

最新のアップデートを適用する

セキュリティ対策の基本はソフトウェアを最新の状態に保つことです。iOSのバージョンアップをはじめとする各種アップデートは必ず行うように心がけましょう。

ただし稀に不具合を含んだアップデートが行われることがあります。これはiPhoneに限った話ではなく、ユーザーによってバグが発見されるというケースは珍しくありませんが、特に大きなアップデートについては慎重に行いましょう。

またOSをアップデートしたことによって今まで使っていたアプリが使えなくなってしまうという可能性もあります。

セキュリティの観点からはなるべく早めにアップデートを適用することが望ましいですが、不具合やアプリの対応状況が不安であれば数日~1週間程度、様子を見てから更新するのが無難です。

Touch IDやパスコードを設定する

Touch IDの過信は禁物ですが、何も対策しないよりは良いです。Touch ID、あるいはパスコードだけでも設定して第三者によって操作されないようにロックをかけておきましょう。

またTouch IDは下記の機能・サービスの認証に対応していますが、実際に使用するかどうかは個別に設定することができます。

  • iPhoneのロックを解除
  • Apple Pay
  • iTunes StoreとApp Store
  • 最短発行が可能な時間帯とは?

例えばiPhoneのロック解除のみで使用すれば、もし指紋認証を突破されたとしても他の機能やサービスを不正に使用される可能性は低くなります。

ただし当然パスコードで認証を突破される可能性もあるので、パスコードについては第三者に推測されにくいものを設定するように気をつけてください。

クレジットカード情報の自動入力をOFFにする

iPhoneユーザーの大多数がSafariを使用しているかと思いますが、SafariにはWEBサイトで入力したクレジットカードなどの情報を保存しておき、次回から自動的に入力する機能が備わっています。

個人情報を毎回手動で入力する手間が省けて便利な機能ではありますが、iPhoneの画面ロックを解除された場合を想定するなら自動入力機能はOFFにしておくことが望ましいでしょう。

「iPhone を探す」を設定する

「iPhone を探す」を設定しておけば、iPhoneをはじめとするApple製デバイスの盗難や紛失時にインターネット経由で探し出したり、遠隔操作でロックをかけたりすることが可能です。

SIMカードを抜かれたり、インターネットに接続されていなければ遠隔操作は不可能ですが、逆に言えば不正使用に対する抑止力になります。

盗難の疑いがある場合は紛失モードを使用してロックをかけたり、iPhone内に保存してある個人情報をリモートで消去しましょう。

アクティベーションロックに注意

iPhoneを他人に譲渡したり、下取りや売却などによって手放す場合、必ず「iPhone を探す」のアクティベーションロックを無効にしましょう。

アクティベーションロックは元の持ち主のApple IDとパスワードを入力しないと解除できません。そのためアクティベーションロックが有効のままだと引き取ってもらえなかったり、新しい持ち主がiPhoneを使用できなくなる可能性があります。

アクティベーションロックは強力なロックですが、それ故に持ち主自身が解除できなくなった場合の対処も大変です。特にiPhoneを初期化するなら事前にアクティベーションロックの設定と、Apple IDとパスワードを確認しておきましょう。

まとめ

今回はiPhoneにクレジットカード情報を登録する方法や注意点について解説しました。

対応するクレジットカードを登録しておけばiTunes StoreやSafariでカード情報を入力する手間が省けたり、Apple Payを利用できて非常に便利になりますが、その一方で第三者による不正使用のリスクが大きくなることも確かです。

iPhoneにはクレジットカードをはじめとする個人情報がたくさん保存されていることに注意して、セキュリティ対策を怠らないように気をつけましょう。

この記事を書いた著者:GARNET

スマートフォンや格安SIMなどの話題が好きなブロガーです。 自分にとってベストなクレジットカードを模索中。

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