個人事業主がクレジットカード決済するメリット・デメリットとおすすめの法人カード3選

Meritとdemeritと書かれた紙の上に載る3人の男性

個人事業主の多くの人が持っているであろうクレジットカード。中には、経費などを全てクレジットカード決済することを考えている人もいるかもしれません。

実はクレジットカード決済には多くのメリットがあります。特に個人事業主は、個人用のクレジットカードと事業用のクレジットカードを使い分けることでさらに利便性が上がります。

そこでこの記事では、個人事業主がクレジットカード決算することや個人事業主がクレジットカードを個人用と事業用に分けるメリット・デメリットを紹介します。

この記事の最後には、個人事業主におすすめのクレジットカードも紹介します。最後までお読みください。

個人事業主がクレジットカード決済を行う3つのメリット

カードを片手に持ちOKサインをする眼鏡をかけた女性

まずは個人事業主がクレジットカード決済を行うメリットを紹介します。主なメリットは以下の3つです。

  • 経理が楽になる
  • 会計ソフトとデータを連携しやすい
  • 事業用に使うカードの年会費は経費にできる 

順に見ていきましょう。

経理が楽になる

個人事業主がクレジットカード決済を行う主なメリットの1つは、経理が楽になることです。

現金決済した時には、領収書やレシートをもらい、会計ソフトに手入力していることでしょう。しかしクレジットカード決済を行うと、この会計処理がなくなります。

個人事業主の人の中には、ついつい会計ソフトに手入力することを後回しにしてしまう人もいるかもしれません。確定申告の季節になって慌てて溜めていた領収書やレシートを見ながら手入力する人もいるでしょう。

そうすると、数字が合わなくて苦労することも出てきます。そうした確定申告の苦労がなくなるのは非常に便利です。

会計ソフトとデータを連携しやすい

個人事業主がクレジットカード決済するメリットとして、会計ソフトとデータを連動しやすいという点もあります。

多くの個人事業主は会計ソフトを導入していると思いますが、会計ソフトの多くはクレジットカード会社のデータと連動させることができます。そのためいちいち手入力する必要がないのです。

会計ソフトの中には、クレジットカードを利用すると、自動的にデータが会計ソフトに送られるものもあります。自動的に勘定科目が記されていきます。

そのようなクレジットカード決済のデータと連動できる主な会計ソフトは例えば以下の通りです。

  • やよいの青色申告オンライン
  • MF会計クラウド
  • 会計ソフト「freee(フリー)」  

こうした会計ソフトは、クレジットカード決済の取引データのほか、銀行の入出金履歴とも連動できます。さらに、現金決済した場合の領収書やレシートもスマホアプリで撮影すれば、自動的に仕分けしてくれて便利です。

事業用に使うカードの年会費は経費にできる

事業用に使うクレジットカードの年会費を心配する人もいますが、カードの年会費は経費にできます

個人事業主の人の中には、事業用に使うクレジットカードをゴールドやプラチナクラスにする人もいるでしょう。ゴールドやプラチナクラスになれば、年会費は数万円になることもあります

しかしそうした数万円の年会費は経費として計上できますので、大きな心配はいりません。もちろん個人事業主の人の中には導入にかかる金額が負担になる人もいるでしょう。そのような人は年会費無料のクレジットカードを使い、余裕が出てきたらゴールドやプラチナクラスにステップアップすると良いでしょう。

ここまで個人事業主がクレジットカード決済するメリットをお伝えしました。次に個人事業主がクレジットカード決済を行うデメリットも紹介します。

個人事業主がクレジットカード決済を行う2つのデメリット

3つのメリットと2つのデメリットをのせたシーソー

個人事業主がクレジットカード決済を行うデメリットも紹介しましょう。主に以下のようなデメリットがあります。

  • カードを使いすぎてしまう
  • 個人用と事業用の買い物が混ざってしまう 

こちらも順に説明します。

カードを使いすぎてしまう

個人事業主の人がクレジットカード決済するデメリットは、ついつい使い過ぎてしまう人もいることです。

現金決済の場合、当たり前のことですが、現金がなければ支払いができません。そのためお金がない時には、備品の購入などを控えることもあるでしょう。

しかしクレジットカード決済の場合、実際にお金が入ってくる前に決済が可能です。そのためついつい使い過ぎてしまう人もいるのでその点は注意が必要です。

個人用と事業用の買い物が混ざってしまう

個人事業主がクレジットカード決済するデメリットとしては、個人用と事業用の買い物が混ざってしまうこともあります。

個人用クレジットカードと事業用クレジットカードを使い分けしていない人もいるでしょう。そうすると、どれが個人用の買い物だったか、事業用の買い物だったかわからなくなることもあるのです。

クレジットカードの利用明細書を見ながら、会計ソフトに手入力することになり、経理も煩雑になってしまいます。個人事業主の人は、クレジットカードを個人用と事業用に分けた方が良いでしょう。

ここまで個人事業主がクレジットカード決済する主なデメリットをお伝えしました。デメリットの最後の部分でお伝えしたように、個人事業主の人はクレジットカードを個人用と事業用を分けた方が良いです。特に事業用は法人カードを使った方が良いでしょう。

そこで、次に個人用クレジットカードと法人カードを使い分けするメリットを見ていきましょう。

個人事業主が個人用クレジットカードと法人カードを使い分けする
3つのメリット

3枚のカードと電卓

個人事業主が個人用クレジットカードと法人カードを使い分けするメリットはさまざま。この記事では主なメリットとして以下のような点を取り上げます。

  • 個人用と事業用の買い物が別々になる
  • 法人カードは利用可能枠が大きい
  • 法人カードは付帯サービスが充実している 

チェックしていきましょう。

個人用と事業用の買い物が別々になる

個人用クレジットカードと法人カードを使い分けるデメリットは個人用と事業用の買い物が別々になることです。

個人用の買い物には個人用クレジットカード、事業用には法人カードだけを使えば、完全に使い分けができます。

法人カードを会計ソフトに登録すれば、法人カードの利用データが自動的に会計ソフトに送られることに。そうすると、会計処理も会計ソフトが勝手に行ってくれるので非常に楽になります。

法人カードは利用可能枠が大きい

事業用に法人カードを利用するメリットは、法人カードの方が個人用クレジットカードに比べ一般的に利用可能枠が大きいことです。

法人カードの場合、個人用クレジットカードと比較してあらかじめ利用可能枠は大きく設定されています。事業で動く金額は大きいので、あまりに利用可能枠が小さいと使い物にならないからです。

もちろん個人用クレジットカードでも利用可能枠が1,000万円を超えるようなカードもありますが、多くの個人用クレジットカードはそこまで多くはありません。

ましてクレジットカードの利用可能枠は審査で個別に決まりますので、利用可能枠の上限が仮に1,000万円でも100万円や50万円になることはよくあるのです。さらに、年会費無料の個人用クレジットカードになれば、利用可能枠30万円以下も珍しくありません。

法人カードの中には、1,000万円を超えるカードもあります。さらに年会費の安い一般法人カードでも利用可能枠が100万円に達することもあります。

法人カードは付帯サービスが充実している

事業用に法人カードを使った方が良い理由として、法人カードの方がビジネスに特化した付帯サービスが充実しているというのがあります。

法人カードによっては、マーケティングのデータが送られてきたり、コンサルティングをしてくれたり、あるいはセミナーを開催していたりする法人カードもあります。

このように法人カードの方がビジネスに特化した付帯サービスが充実していますので、事業用には法人カードを使うことをおすすめします。

ここまで個人用クレジットカードと法人カードを使い分けするメリットをお伝えしました。次の章では、個人用クレジットカードと法人カードを使い分けするデメリットも紹介しましょう。

法人カードと個人カードを使い分けるとポイントが別々になる
デメリットもある

困った顔した女性

法人カードと個人用クレジットカードを使い分けするデメリットですが、それはポイントが別々になってしまうことです。

異なるクレジットカードを使い分けるわけですので、当然貯まるポイントは別々になります。事業用にパソコンを購入し、個人用に海外旅行の航空券を買ったとなると、同じカードであれば、ポイントはかなり貯まることでしょう。

そうすると、クレジットカードのポイントプログラムによっては、ランクやステージがあってさらにボーナスポイントがもらえることもあります。

しかし法人カードと個人用クレジットカードを使い分けすると、それぞれのカードのポイントが貯まります。そうすると、ランクアップやステージアップが遅くなり、デメリットと感じる人もいるでしょう

ここまで法人カードと個人用クレジットカードを使い分けするデメリットをお伝えしました。次に個人事業主におすすめの法人カードの特徴を紹介していきます。

個人事業主におすすめの法人カードの3つの特徴

3枚のカードを持ちいいねサインをする男性

個人事業主におすすめの法人カードの特徴を紹介していきましょう。以下のような3つの特徴を持った法人カードをおすすめします。

  • 個人事業主向けの法人カード
  • 利用可能枠の大きいカード
  • ETCカードが発行できる法人カード 

順に説明します。

個人事業主向けの法人カード

当たり前かもしれませんが、個人事業主向けの法人カードはおすすめです。法人カードには中小企業に向けた法人カードと個人事業主に向けた法人カード、どちらも念頭においた法人カードがあります。

中でもおすすめなのは個人事業主向けの法人カードです。個人事業主向けの法人カードは、先ほども述べたようにビジネスに特化した付帯サービスがあります。

さらに、個人事業主に向けた法人カードの場合、キャッシング機能が付いていることもあるのです。会社で急に現金が必要になることもあるでしょう。そのような時にキャッシングができれば、非常に便利です。

利用可能枠の大きいカード

法人カードを選ぶ時には、利用可能枠の大きいカードを選んでください。事業で動く金額は個人で使う金額よりも大きいです。

しかも決済されてから実際に引き落としされるまでのタイムラグの関係で、毎月事業で使う分の2か月分は必要となります。利用可能枠は大きいに越したことはないのです。

ETCカードが複数枚発行できる法人カード

個人事業主の場合、移動も自分自身で行うことがほとんどで、車をメインの交通手段にしている方も多いでしょう。そういった個人事業主の人はETCカードが複数枚発行できる法人カードを持つことをおすすめします。

ほとんどの法人カードはETCカードが発行できるのでこの点は心配いりません。ただ会社を拡大していくことを考えると、複数枚発行できる法人カードの方がより良いです

ここまで個人事業主におすすめの法人カードの特徴をお伝えしました。次に個人事業主におすすめの法人カードを紹介しましょう。

個人事業主におすすめの法人カード3選

最後は個人事業主におすすめの法人カードを紹介します。

ぜひチェックしてみてくださいね。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードには、ビジネス・コンサルティング・サービスがあります。経営相談ができるほか、経営コンサルタントの紹介も行ってくれます。

さらに、利用可能枠は「一律の制限を設けない」となっています。これは個別に設定されるということです。1,000万円以上の利用可能枠を持つことができる場合も。

また、ETCカードは複数枚発行できます。本会員は5枚まで、追加カードを発行した場合は追加カード1枚につきETCカードが1枚発行可能です。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

国際ブランド

アメリカン・エキスプレス

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 31,000円(税抜) 0.3~1.0% メンバーシップリワード
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
2~3週間程度 審査基準による 500円(税別)
今がチャンス!お得な入会特典
当サイトからのお申込みで初年度年会費無料!

また先程ご紹介したように、事業用の法人カードと個人カードを使い分けると大変便利です。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードに興味を持った方には、個人用にアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードを持つことをおすすめします。

アメックスプラチナの年会費はかなり高額ですが、最高クラスの特典や保険が付帯しており、あらゆる場面でVIPな待遇を受けることが出来ます。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

国際ブランド

アメリカン・エキスプレス

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 分割払い
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
130,000円(税別) 130,000円(税別) 0.3~3.0% メンバーシップリワード
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
約2週間程度 公式サイト参照 0.90% 無料

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードを持つメリットについては、以下の記事でも詳しく紹介しております。

2019.11.05

クレジットカードを持つ男性

アメックスプラチナでできる特別な体験!VIPな特典をご紹介

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(以下「アメックスプラチナ」)は、クレジットカードの中でも世界最高レベルのステータスカードであると言われてい…

オリコ EX Gold for Biz S

国際ブランドは、MastercardとVISAですが、それぞれのビジネスに特化した付帯サービスを受けられます。MastercardはMastercardビジネスアシスト、VISAはVISAビジネスオファーでそれぞれ出張の際に便利です。

さらに、EX Gold for Biz Sはキャッシング機能が付いています。キャッシング枠の上限は100万円となかなか大きいです。全体の利用可能枠は300万円までとなっています。

ただしETCカードは1枚しか発行されません。

オリコ EX Gold for Biz

国際ブランド

VISA MasterCard

対応電子マネー

  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 2,000円(税抜) 0.6%~1.2% 暮らスマイル
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
公式サイト参照 10万円~300万円 無料

JCB CARD Biz GOLD

JCB CARD Biz GOLDには、一般、ゴールド、プラチナとありますが、最初はゴールドをおすすめします。

ゴールドであれば、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、国内・海外航空機遅延保険などが自動付帯で付いてきます。国内主要空港ラウンジが無料で利用できます。

また、ETCカードは年会費無料で発行できます。将来的に会社を拡大したい人におすすめの法人カードです。

JCB CARD Biz GOLD

国際ブランド

JCB

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 10,000円(税抜) 0.5% OkiDokiポイント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
約2~3週間 個別設定 無料
今がチャンス!お得な入会特典
【WEB新規入会限定】最大13,000円分プレゼント!

ここまでおすすめの法人カードを紹介しました。最後にこの記事をまとめたいと思います。

まとめ

この記事では個人事業主がクレジットカード決済するメリット・デメリットをお伝えしました。

メリットとしては、経理が楽になることや会計ソフトと連動させられること、年会費は経費になることがありました。その一方で、ついつい使い過ぎてしまうことや個人用と事業用の買い物が混ざってしまうことなどのデメリットも。

個人用と事業用の買い物が混ざってしまうのを防ぐためには、個人用クレジットカードと法人カードを使い分けるのが良いです。ポイントは別々になりますが、経理は簡単ですっきりするでしょう。

2020.08.07

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編集者:ナビナビクレジットカード編集部
ナビナビクレジットカード編集部

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