ETCコーポレートカードの申込方法や利用方法を解説

ETCコーポレートカードは、東/中/西日本の高速道路での利用車両台数や利用金額が大きい場合にお得な割引をしてもらえるカードです。東/中/西日本高速道路株式会社が発行しています。

どのような条件でどの程度の割引があるのか、申込みはどのような流れで行うのかなど、ETCコーポレートカードの概要についてわかりやすくご紹介します。

ETCコーポレートカードの概要

車を運転する

実際に、ETCコーポレートカードについて簡単にご説明すると下記のようになります。

  • ETC利用のためのカードである
  • 大口、多頻度割引制度を利用するためのカードである
  • 東/中/西日本高速道路株式会社が発行するカードである(カード所有権は東/中/西日本高速道路株式会社にあるということ)
  • 登録車両1台毎にETCコーポレートカードが発行される仕組み
  • カードを貸与、譲渡、質入れ、担保にすることは禁止されている
  • 長年の使用でカードが劣化した場合は交換してもらえる
  • 取扱手数料がかかる(カード1枚につき617円/年)

大口、多頻度割引制度は、大口、多頻度利用をする個人、あるいは法人のために設けられた割引制度です。

東/中/西日本高速道路株式会社が定める条件を満たすことで貸与してもらえるカードのため、下記の気になる条件をご紹介しましょう。

  • ETC車載器を搭載していること
  • 過去に通行料金支払いのトラブルを起こしていないこと
  • 過去に高速道路、有料道路で不適切な行為をしていないこと
  • 事業の実態がきちんとあること
  • 支払いの保証をすること

ETCコーポレートカードを持つには、これらの条件が必要だということがわかりますね。

ETCコーポレートカードの申込方法

Hand with pen over application form

ETCコーポレートカードの申込みは、個人又は法人単位で行います。登録できる枚数に制限はなく、追加登録も可能です。

申込の流れ

申込みの流れは下記の通りです。

  • 利用案内書(東/中/西高速道路株式会社のサイト内)をよく読む
  • 利用申込書(東/中/西高速道路株式会社のサイトから出力可能)で東/中/西日本高速道路株式会社のいずれかへ申し込む
  • 申込受付結果が送られてきたら支払い保証書を提出
  • カードが発行され、通知とともに送られてくる

利用申込書は、紙または電子で提出

利用申込書は紙媒体と電子媒体のどちらかで提出します。

紙媒体の場合は押印も必要です。電子媒体の場合はFD、CD-Rのどちらかで提出します。

申込者の印鑑証明や保証人の印鑑証明、自動車検査証などの添付書類も必要です。

支払い保証が必要

支払いの保証は、次のどちらかの方法で行います。

  • 金融機関(銀行、農林中央金庫、商工組合中央金庫、信用金庫、信用協同組合、農業協同組合のいずれか)が発行した保証書を提出
  • 申込みを行う高速道路株式会社が指定する銀行口座へ保証金の預託を行う(預託金に発生する預金利息も高速道路株式会社のものとなる)

新規申込時の支払い保証額は、後納料金支払い見込み月額の4回分です。ただし、「4カ月分で10万円以下の場合は最低額として10万円」が必要です。

更新を一定期間行って信用度が高まった場合は、「月額の3回分、5万円以上」となり保証額が下がります。

ETCコーポレートカードの利用方法

高速道路をドライブする

申し込みをしてカードが届いた後、特別な作業は必要ありません。そのまま使い始めることができます。月毎に通行料金の請求が来ますから、翌月末までに支払いましょう。

ただし、利用対象者が下記のように厳密に定められているので気をつけましょう。

  • カードに氏名、名称のある契約者
  • 上記契約者の使用人、従業者
  • 契約者が事業協同組合の場合はカードに名称のある組合員
  • 上記組合員の使用人、従業者

利用対象車両も届け出た車両に限られますので気をつけましょう。

  • ETC車載器の管理番号を届け出てある車両
  • ETCコーポレートカードに表示されている車両番号の車両でのみ使用可能(カード毎に使用できる車両が限定されているということ)

料金の支払いは口座振り込みで行います。請求書が送られてきたら、請求書に記載されている支払い期限までに入金します。

請求は車両単位ではなく、契約者単位一括で行われます。銀行の振替手続き時間を考慮し、余裕を持って入金しましょう。

振込時の名前は契約者名で行い、振込手数料も契約者が負担します。

ETCコーポレートカードの割引まとめ

通帳とカードと電卓

ETCコーポレートカードの割引は、対象車両全ての利用合算額に割引率が適用される仕組みとなっています。ただし、高速国道の割引と一般有料道路の割引は別々に行われるため、注意しましょう。

高速国道合算で計算し割引、有料道路合算で計算し割引と別々で行われるということです。自動車1台毎に適用される高速国道、有料道路の大口、多頻度割引率は下記の通りです。

  • 5,000円超1万円以下:20%
  • 1万円超3万円以下:30%
  • 3万円超:40%

※上記割引率は激変緩和措置によるもの。当面続きますが、この制度が終了すると割引率が10%ずつ削減され、10%、20%、30%になる予定です。

※対象有料道路は京葉道路と東京湾アクアライン。ETC2.0(次世代ETC)車の場合は圏央道、新湘南バイパスも対象です。さらに、大口、多頻度割引契約者の1カ月利用金額が500万円を超え、車1台あたりの高速利用額が3万円を超えている場合、高速国道で10%、有料道路で5%の割引がそれぞれ行われます。

※平日朝夕割引と大口、多頻度割引の重複適用は不可

※割引対象となる高速利用回数が4回以下の場合地方部最大100km相当分が割引対象外

ETCコーポレートカードを導入するメリットとデメリット

考える女性

ETCコーポレートカードを導入する、メリットとデメリットを整理してみましょう。

ETCコーポレートカードのメリット

  • 大口、多頻度割引があり、かなりお得な割引率であること
  • 車両単位の利用明細が来るため、車両単位の高速道路利用状況を把握、管理しやすい
  • 会社用のETCカードなので、会社経費が明確となる(個人用ETCカードを使うと経費がどのくらいなのかわかりにくいため)
  • 上記理由により、税務署への申告もやりやすくなる

ETCコーポレートカードは、管理する車両が多く高速利用料が高い場合に、導入メリットが大きくなります。車両毎の管理も容易になりますから、条件に該当する場合は検討すると良いでしょう。

ETCコーポレートカードのデメリット

  • 登録された車両限定の割引のため、レンタカーや従業員個人の車等を使用する場合は割引対象外となってしまう
  • 上記理由により、1枚のカードを複数車両で使用することもできない
  • 各車両での登録なので、初期登録時の手続きが大変
  • 月間利用額が一定以上ないと割引のメリットを受けられない(5,000円以下の利用だと割引率0%など)
  • 東/中/西日本高速道路株式会社が指定する高速道路以外では割引適用されない
  • ETC法人カードのようなマイレージポイントが貯まる仕組みはない

あまりETCを利用しないのであれば、わざわざ導入する必要はないです。

まとめ

ETCコーポレートカードは、東/中/西日本高速道路株式会社が発行している高速道路の大口、多頻度利用者向けのお得なカードです。

契約者の自動車1台ごとに、1ヶ月の割引対象の一般有料道路の利用に対して最大40%の割引があります。

管理する車両が多く、高速利用料が高い場合には、導入メリットが大きくなりますので検討してみると良いでしょう。

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