デビットカードでETCが使えない理由と、お得なETCカードの作り方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
高速道路をドライブする

現金を持ち歩きたくない方やカードの使い過ぎを懸念してクレジットカードではなく、デビットカードを利用しているという方もいらっしゃいます。

銀行口座に残高がないと使用できないため使いすぎることがなく、クレジットカードのように厳しい審査がなく利用できることに魅力を感じている方もいらっしゃるでしょう。

デビットカードをいつも利用している方のなかには、持っているデビットカードでETCカードを取得して高速道路をお得に利用したいと考える方もいるはずです。

しかし、結論から言いますと、ETCカードをデビットカードで作ることはできません。

そもそもデビットカードとは?

デビットカード

デビットカードとはVISAやJCBの加盟店で使用できるカードのことで、さまざまな金融機関から発行されています。クレジットカードと同じ決済に使用できるカードとして説明されることもありますが銀行口座から即時決済されるという点が大きく異なります。

デビットカード図

支払ったお金は 使用した時点で銀行口座から引き落とされます。クレジットカードと同じで、インターネット上の支払いに使用することもできる便利な側面もあります。

即時決済で利用と同時にWEB上に明細が上がるという支払いの明確さや、 預金口座に残高がない場合に使用できないため使い過ぎないなどといった理由から利用する方も多いカードです。

ただし、 デビットカードでETCカードを作ることはできません。その理由はデビットカードとETCカードの決済方法の違いにあります。

ETCでデビットカードが使用できない理由

デビットカードでETCカードを作ることができない大きな理由は、支払い方法の違いにあります。デビットカードは即時決済、ETCの支払いは後日決済と決まっています。

そもそもETCは高速道路の利用をスムーズにするため導入されました。

したがって、口座に預金がないと使用できない即時決済のデビットカードでは、 料金所で預金不足が判明した場合に渋滞となる恐れがあるため不都合なのです。

しかし、ETCカードの取得をあきらめるのはもったいない

車を運転する人

デビットカードでETCカードが取得できないからといって、諦めるのはもったいないといえます。 ETCカードを使用して高速を利用することは、節約という観点でメリットがあるからです。

以下では、日本各地に高速道路網をもつ大手NEXCO3社の割引の例を紹介します。

平日朝夕割引

月間高速利用回数が多いほどより割引になる。

最高で50%程度割引(「ETCコーポレートカード」の場合は割引率が異なる場合もあります)。

マイレージポイント

使用金額 10円につき1ポイント付与。

利用可能道路にて1,000ポイントで500円分、3,000ポイントで2,500円分、5,000ポイントで5,000円分として利用できる

深夜割引

0時~4時の間の利用金額を 約30%割引。

休日割引

土・日・祝日、該当区間において 約30%割引。

例えば、埼玉県の東松山IC~新潟県の長岡ICの場合、平日:4,910円、休日:3,440円で到達することができます。

なお、ETCを使用しない場合は5,270円です。

クレジットカードがなくてもETCカードを取得する方法

クレジットカードと海外旅行

ETCカードは一般的にクレジットカードから追加発行しますが、クレジットカードがなくてもETCカードは取得可能です。

実はETCカードの取得方法は2パターンあり、クレジットカードから追加発行する方法と、「ETCパーソナルカード」や「ETCコーポレートカード」を取得するという方法があります。

「ETCパーソナルカード」

ETCパーソナルカードとは、 高速道路6社が発行する、年会費1,234円と保証金を預け取得することができるETCカードです。

保証金は平均利用月額を5,000円単位で切り上げた額(10,000円未満の場合は10,000円)の4倍、もしく年間最高利用月額を20,000円単位で切り上げた金額の高い方になります。

【例1】

毎月平均4,000円使用し年間最高利用月額が42,000円の場合は60,000円です。

平均利用月額4,000円 → 10,000円×4 = 40,000円

年間最高利用月額42,000円 → 60,000円

⇒ デポジット額は 60,000円になります。

【例2】

毎月平均12,000円使用し年間最高利用月額が31,000円の場合は60,000円です。

平均利用月額12,000円 → 15,000円×4 = 60,000円

年間最高利用月額31,000円 → 40,000円

⇒ デポジット額は 60,000円になります。

保証金の金額は利用金額に変化があれば、見直される事があります。

通行料金の引き落としは、ゆうちょ銀行口座または銀行口座を選択可能です。引き落としは1ヶ月単位で行われます。

クレジットカードや審査が不要

ETCパーソナルカードのメリットは クレジットカードや審査が不要で2週間程度で取得可能な点です。

利用の際に特に注意すべき点は、未支払いの通行料が保証金の80%を超えた場合に、使用できなくなってしまうという点です。40,000円を保証金として預けている場合には、32,000円が上限金額となります。

ただし、残金が100円でも残っている場合、一旦は高速道路を利用可能です。次回の利用が不可となるというシステムをとっているため、高速道路から出られないといった事態が生じることはありません。

限度額の管理は原則自身で知っておく必要がありますが、わからなくなってしまった場合、ETCパーソナルカード事務局に連絡すれば、2日前までの利用金額を教えてもらうことができます。

法人・個人事業主には「ETCコーポレートカード」

法人や個人事業主であれば「 ETCコーポレートカード」を取得するという方法もあります。12,000円程度で取得可能なため、検討してみてもいいでしょう。

取得には公的書類の写しや、申請する自動車の車検証の写し等が必要になりますが、割引率は「ETCパーソナルカード」とほぼ同等ですので、申請できるのであれば初期費用も少なく魅力的です。

ただし、取得には支払い保証や過去のトラブルの有無などを加味した審査が行われます。

クレジットカードでETCカードを取得するのがお得

より効果的に節約するという観点でいえば、ETCカードはクレジットカードを使用して作るのがお得といえます。

クレジットカードでETCカードを取得すれば年会費が無料で、利用額に応じてポイントが獲得できる場合があるからです。ご自身のニーズにあった方法でETCカードを取得し、節約していきましょう。

まとめ

デビットカードでETCカードを取得することはできません。

デビットカードは、クレジットカードの追加発行以外に、ETCパーソナルカードやETCコーポレートカードとして発行することもできます。

ただし、ポイントを獲得できることを考えると、クレジットカードの追加発行でETCカードを発行したほうがお得でしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
クレジットカード診断

クレジットカード満足度ランキング
(インターネット調査結果/調査期間:2017年7月)

全ての人気ランキングはこちら

目的別

人気の記事

新着記事