海外旅行保険を徹底解説!クレジットカード付帯保険を賢く利用しよう

海で写真をとる家族

海外旅行に行く際によく迷うことのひとつに、「海外旅行保険に入るべきか」ということがあります。

国民健康保険や社会保険といった公的な保険でも海外での医療費をカバーできますが、いったん全額を支払う必要があったり、補償内容が限られていたりと、これだけでは心もとないのが実状です。

そのため海外旅行をする際に重要な役割を果たすのが、今回の記事で取り上げる保険会社の海外旅行保険とクレジットカードに付帯している海外旅行保険です。

この記事を読んでいるあなたは、

  • 自分の持っているクレジットカードで海外旅行保険が賄えるのか知りたい
  • 自分のクレジットカードの海外旅行保険の細かい条件や補償金額を知りたい
  • クレジットカードに付帯している保険と保険会社の海外旅行保険の違いが知りたい
  • クレジットカードの海外旅行保険の自動付帯と利用付帯の違いが知りたい

とは思っていませんか?

この記事を最後まで読めば、上記のようなあなたが知りたいことがすべて知ることができます。

ぜひ最後まで読んで、あなたの海外旅行保険選びの参考にしてください。

海外旅行保険の種類と概要

海外旅行へ行く親子

この章では、保険会社の海外旅行保険とクレジットカードに付帯している海外旅行保険、それぞれの保険の内容や特徴を紹介していきます。

前提として、保険会社の海外旅行保険は手間とお金がかかる

まずは保険会社の海外旅行保険を見ていきましょう。保険会社の旅行保険には下記のような特徴があります。

  • 海外旅行に行くたびごとに加入が必要
  • 支払う金額によって保険金額が変わる

上記の特徴に加えて、保険会社の海外旅行保険の一般的な内容も紹介していきます。

その都度加入が必要である

保険会社の海外旅行保険は、一般的には1回の海外旅行ごとに契約を結び、保険金を支払う必要があります。

もちろん、留学保険、海外駐在員保険など目的に応じたさまざまな保険商品があり、プランによっては6ヶ月間有効、1年間有効というものもあります。

しかし、海外の個人旅行の場合は、旅行のたびごとに海外旅行保険への加入が必要です。

支払う金額によって、保険金額が変わる

保険会社の海外旅行保険の大きな特徴は、支払う保険料によって補償の範囲や保険金額が変わるという点です。
一般的には支払う保険料が多ければ多いほど、補償の範囲は広くなり、支払われる保険金額も大きくなります。

しかしクレジットカードの付帯保険の場合は、クレジットカードをたくさん使ったからと言って、補償内容が厚くなるということはありません

このことは、保険会社の海外旅行保険とクレジットカードに付帯している海外旅行保険の大きな違いです。

基本的な補償内容

ここで、保険会社の海外旅行保険の基本的な内容を見てみましょう。

海外旅行保険に強い保険会社「AIU保険」で多くのお客さんから選ばれている契約プラン(インフィニティプラン)の内容を下記に紹介します。

なお、下記の契約プランは、「20代女性、渡航先はアジア、出発から帰国まで6日間」を想定しています。このケースの保険料は7,400円です。

保険内容 保険金額
傷害死亡 3,000万円
傷害後遺障害 90~3,000万円(後遺障害の程度に応じて)
治療・救護費用(支払限度額/1疾病あたり) 無制限(疾病応急治療・救援費用300万円限度)
緊急歯科治療費用(支払限度額) 10万円
疾病死亡 1,000万円
個人賠償責任 (支払限度額/1事故あたり) 1億円
携行品
(携行品1つあたり10万円限度、乗車券・航空券などの場合は5万円限度)
30万円
旅行事故緊急費用(支払限度額) 5万円

クレジットカードに付帯する海外旅行保険の場合は、救護・治療費用に制限がかけられているケースが多いです。

対して上記のAIU保険に代表するように、保険会社の海外旅行保険の場合、治療・救護費用は無制限、実質自己負担なしという保険が一般的です。

加えて、AIU保険はキャッシュレス・メディカルサービスというサービスを提供しています。これは、世界55万カ所以上の医療施設で、その場で自己負担することなくサービスです。

なお、最近海外で頻発しているテロ事件ですが、AIU保険をはじめとした多くの保険会社ではテロに巻き込まれて死亡、後遺障害を負った場合について保証対象内です。

しかし、戦争に巻き込まれた場合は多くの保険会社で免責事項にしています。

いつどこで起きるか分からないテロ事件と違い、戦争・紛争は起こっている国や地域が分かっています。要は「戦争・紛争地域に行く場合は自己責任ですよ」というスタンスです。

クレジットカードの海外旅行傷害保険

次に、クレジットカードに付帯している海外旅行保険の特徴を見ていきましょう。クレジットカード付帯の海外旅行保険には以下のような特徴があります。

  • 利用付帯と自動付帯がある
  • 保険金額はクレジットカード会社やカードのステータスであらかじめ決まっている

この項では上記に加えて、

  • 基本的な補償内容
  • 自分の持っているクレジットカードの海外旅行保険の確認方法
  • 加入している保険会社の保険とクレジットカード付帯の保険との合算について

上記も詳しく説明していきます。

利用付帯と自動付帯がある

クレジットカードに付帯している海外旅行保険には、自動付帯保険と利用付帯保険の2種類の条件があります。

自動付帯保険とは文字通り、自動的に付帯してくる保険のことで該当クレジットカードを持っているだけで保険が適用されます。

対して、利用付帯保険は旅行代金、現地滞在費用などを該当クレジットカードで決済することによって保険適用になるタイプの保険です。

一般的には自動付帯よりも利用付帯の方が保険内容、保険金額ともに手厚くなっています。

また、同じクレジットカードでも自動付帯保険と利用付帯保険が同時に付帯されている場合もあります。持っているだけでも保険適用内ですが、「利用した方がより補償内容が有利になる」という内容です。

保険金額はクレジットカード会社やカードのステータスで決まっている

クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、クレジットカード会社やクレジットカードのステータスである程度は決まっています。

あくまで一般的にですが、航空会社系カード(ANAカード、JALカードなど)や旅行代理店系カード(JTB旅カード、HISのスカイウォーカーカードなど)といった海外旅行にまつわるカードは海外旅行保険の内容が充実している傾向にあります。

また、一般カードに比べてゴールドカード、ゴールドカードに比べてプラチナカードといった具合にカードのステータスが上がれば上がるほど補償内容も手厚くなります。

基本的な補償内容

それではここで、クレジットカードに付帯している海外旅行保険の補償内容を見てみましょう。

海外旅行保険に比較的強いとされている「JTB旅カード JMB」について以下に紹介します。ちなみに、JTB旅カード JMBは海外旅行保険を自動付帯しています。

保険内容 保険金額
死亡傷害・後遺障害 1,000万円
傷害治療費用 150万円
疾病治療費用 150万円
個人賠償責任(自己負担額1,000万円) 2,000万円
救護者費用 200万円

なお、上記の保険内容、保険金額は一般カードのもので、ゴールドカードはより内容が充実します。とはいえ、保険会社の保険内容と比較するとどうしても見劣りしてしまいます。

また、クレジットカード会社の海外旅行保険はいったん治療費を自分で支払う必要があります。海外ではカード限度額を超えるような治療費を請求されるケースも珍しいことではありません。

このような点から、海外旅行により安心して出かけたいという方は保険会社の保険にも加入しておくことをおすすめします。

なお、テロに巻き込まれた場合は、多くのクレジットカード会社が保険適用内にしています。ただし、保険会社の保険と同様に、戦争や紛争に巻き込まれた場合は免責事項になるケースがほとんどです。

自分の持っているクレジットカードの保険の確認方法

自分の持っているクレジットカードに海外旅行保険が付帯しているか、付帯しているなら利用付帯なのか自動付帯なのかを把握していない場合は、海外旅行に出かける前に必ず確認してください。

確認方法としては、以下の2点が手軽でおすすめです。

  • クレジットカード会社のホームページで確認する
  • クレジットカード会社の問い合わせデスクに確認の電話をする

加入する保険とクレジットカード保険の合算について

加入している保険会社の海外旅行保険とクレジットカード会社に付帯している海外旅行保険は、合算して支払われることは基本的にはありません

どちらかの保険で支払って足りない分を別の保険で賄うという考え方です。

保険会社の保険は補償範囲、補償金額ともにクレジットカード付帯のものよりも手厚くなっています。やはり海外旅行に安心して行きたい場合は、保険会社の海外旅行保険に入っておくことをおすすめします。

この章では、保険会社の海外旅行保険とクレジットカード付帯の海外旅行保険を比較しながら、それぞれの特徴、注意点などを紹介してきました。

次の章では、海外旅行保険が充実しているクレジットカードを紹介していきます。どのクレジットカードを使って海外旅行に行くかがまだ決まっていない人はぜひ参考にしてください。

海外旅行におすすめの補償が手厚いクレジットカード

クレジットカードと海外旅行

この章では、海外旅行におすすめの付帯している海外旅行保険の内容が手厚いクレジットカードを紹介していきます。

筆者が考えるおすすめのクレジットカードは以下の3つです。

  • エポスカード
  • 三井住友VISAクラシックカード
  • セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

それぞれのカードのおすすめのポイント、海外旅行保険の内容についてお伝えします。

エポスカード

「エポスカード」は、ファッションで有名な百貨店「マルイグループ」が発行するクレジットカードです。エポスカードのおすすめポイントは以下の通りです。

  • 年会費永年無料最短即日発行
  • 国際ブランドは世界シェアNo.1のVISA
  • 海外旅行保険が自動付帯
  • 緊急デスクが24時間日本語でサポートしてくれる

なお、エポスカードの海外旅行保険の内容は以下の表の通りです。

保険内容 保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高500万円
傷害治療費用 200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用 270万円(1疾病の限度額)
賠償責任 2,000万円(1事故の限度額)
救護者費用 100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品傷害(免責3,000円) 20万円(1旅行・保険期間中の限度額)

エポスカード

Thumbnail epos

国際ブランド

VISA

対応電子マネー

楽天Edy(エディ) Suica(スイカ)
  • 海外旅行保険
  • 分割払い
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 無料 0.5% エポスポイント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
最短即日 公式サイト参照 - 無料

三井住友VISAクラッシックカード

三井住友VISAクラシックカードは、メガバンク「三井住友銀行」を中心とした「三井住友フィナンシャルグループ」の一画、「三井住友カード」が発行しているクレジットカードです。

三井住友VISAクラシックカードのおすすめポイントは以下の通りです。

  • 国際ブランドは世界シェアNo.1のVISA
  • 初年度年会費無料(2年目以降は1,250円+税)
  • 海外旅行保険は利用付帯ながら最高2,000万円と手厚い
  • ICチップ付きカード、顔写真付きカードが選べ、セキュリティが高い
  • 海外56カ所に日本語サポートデスク「VJデスク」を設置

三井住友VISAクラシックに付帯している海外旅行保険の内容は以下の通りです。なお、この保険は利用付帯保険ですので注意してください。

保険内容 保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害治療費用 50万円(1事故の限度額)
疾病治療費用 50万円(1疾病の限度額)
賠償責任 2,000万円(1事故の限度額)
救護者費用 100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品傷害(自己負担3,000円/1事故) 15万円(1旅行・保険期間中の限度額)

三井住友VISAクラシックカード

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国際ブランド

VISA MasterCard

対応電子マネー

WAON(ワオン) iD(アイディ)
  • 海外旅行保険
  • 家族カード
  • 分割払い
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 1,250円(税別)※ 0.5%~1.0% ワールドプレゼント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
最短3営業日 10万円~80万円(学生は10万円~30万円) 0.3% 500円
今がチャンス!お得な入会特典
今入会すればもれなく最大10,000円分プレゼント!

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード」は、クレジットカード会社大手「クレディセゾン」と主要国際ブランド「American Express」との提携カードです。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードのメリットは以下の通りです。

  • 最短即日発行&即日受け取りが可能
  • 初年度年会費無料(2年目以降は3,000円+税)
  • 最高3,000万円の海外旅行保険が自動付帯
  • 帰国時に空港から自宅までの手荷物無料配送サービスあり
  • ショッピング保険が付帯している

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードの海外旅行保険の内容を以下から見ていきましょう。

保険内容 保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高3,000万円
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
賠償責任 3,000万円
救護者費用 200万円
携行品傷害
(自己負担3,000円/1事故 10万円上限)
30万円

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

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国際ブランド

アメリカン・エキスプレス

対応電子マネー

楽天Edy(エディ) ID(アイディ) QUICPay(クイックペイ)
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード
  • 分割払い
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 3,000円(税別)※ 0.5% 永久不滅ポイント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
最短即日 30〜150万円 0.30% 無料

まとめ

今回の記事では、海外旅行保険に焦点を当てて下記のポイントを中心にお話ししてきました。

  • 保険会社の海外旅行保険の特徴
  • 保険会社の海外旅行保険の補償内容
  • クレジットカードに付帯している海外旅行保険の特徴
  • クレジットカードに付帯している海外旅行保険の補償内容
  • 保険会社の海外旅行保険とクレジットカードに付帯している海外旅行保険の違い
  • 海外旅行におすすめのクレジットカードと付帯している海外旅行保険の紹介

この記事を参考に、後悔のないより有意義な海外旅行を実現させてください。

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