クレジットカード決済を導入するメリット・デメリットとは?加盟店契約の流れも解説

クレジットカードをカードリーダーで読み込む様子

キャッシュレス決済が浸透する中で、自身の経営する店舗にクレジットカード決済を導入しようか考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、クレジットカード決済を導入するにあたり、どんなメリット・デメリットがあるのか、導入した方が良い店舗はどんな特徴があるのかなどの疑問を持つことも多いと思います。

そこで当記事では、以下の内容について解説しています。

くれじい

記事を通してクレジットカード決済を導入することのメリット・デメリットをはじめ、導入方法などの知識を得ることができます。
ぜひ最後までチェックしてください。

クレジットカード決済を導入する6つのメリット

クレジットカード決済を導入することで得られるメリットは主に6つあります。

JCBのおこなった「クレジットカードに関する総合調査 2019年度版 調査結果レポート」を見ても、飲食店・コンビニエンスストア・スーパーマーケットをはじめ、さまざまな店舗でクレジットカードの利用は年々増加の傾向にあります。

ここからメリットの具体的内容を解説するので見ていきましょう。

売上アップにつながる

カード1枚あれば決済のできるクレジットカードは、現金を持ち合わせていない場合でも支払いが可能なので、その結果売上アップにつながりやすいです。

また、以下のような理由でクレジットカード決済ができる店舗で買い物をしたいと考える顧客もいます。

  • 利用金額に応じたポイントを貯めている
  • 現金を持ち歩く必要がない
  • 財布の中に現金がない
  • そのときの状況に合った支払い方法を選べる

クレジットカードの多くで利用金額に応じたポイントが貯まることから、買い物の支払いはカード払いのみと決めている方もいるでしょう。

また、そのほかの理由となるのが、クレジットカードは高額商品を購入する際に使われやすいことです。

現金がなくても支払いが可能なことで購入の決断に至りやすいですし、支払い方法も分割払いにリボ払い、ボーナス一括払いなど自身に適したタイミングを選べます。

「給料日間近で手持ちの現金がない」などの方もクレジットカードがあれば支払いができるため、顧客の購入機会を逃すことを避けられるでしょう。

業務効率化が叶う

レジ締めや請求作業といった手間のかかる経理処理もクレジットカード決済を導入れば簡素化につながります。

また、釣銭の用意をしなくて済むこともメリットです。

銀行の休業日に合わせて「釣銭を用意しておかないとならない」という焦りから解放されますし、両替をしに出掛ける時間や負担も省けます。

そのほかに顧客と現金をやりとりすることで時間がかかることがあります。

混雑時は行列ができてしまったりレジまわりに人が増えたりする場合がありますが、クレジットカード払いであればそれらのリスク回避が可能でしょう。

不正や盗難のリスク回避

クレジットカードを導入すると店舗で現金を取り扱う機会が減るため、不正や盗難のリスクを避けられます。

クレジットカード決済は電子記録で残りますし、顧客が決済をおこなう際も必ず利用金額を確認後に署名するため、不正を起こしにくいです。

また、クレジットカード決済を導入してレジに置く現金を最小限にすることで、着服や強盗の被害に遭っても収益を失う可能性が低いです。

偽造紙幣による被害を防げる

現金の数え間違いをはじめ、偽造紙幣を受け取ることによる損失を防げるのもクレジットカードを導入するメリットです。

万が一、偽造紙幣を受け取ってしまった場合、後で気付いてもどうすることもできません

被害に泣き寝入りせざるを得ないこともありますが、クレジットカード決済であればそのような心配がありません。

衛生面で安心を得られる

クレジットカード決済にすれば現金を直接やり取りしないので、ウイルスなどの感染予防につながります

これはスタッフだけでなく、顧客にとっても安心できるポイントと言えるでしょう。

なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を理由に、現在はキャッシュレス決済の利用が推進されています。

団体客の獲得につながる

団体客の利用の多い飲食店では、クレジットカード決済が可能なことで集客につながりやすくなります。

たとえば、会社の歓送迎会、忘年会・新年会などの団体客の飲食代の支払いをクレジットカード決済でおこなうことは非常に多いです。

これは、会社が保有する法人カードを使う、幹事が高額会計によるポイント付与が目的などの理由があります。

しかし、クレジットカード決済を未導入の店舗では、これらの高額な売上を見込める団体客を獲得するのは難しくなるでしょう。

クレジットカード決済を導入することは大きなメリットがあることがわかったのではないでしょうか。

次にメリットだけでなく、クレジットカード決済を導入時のデメリットも解説します。

クレジットカード決済を導入する3つのデメリット

クレジットカード決済を導入するデメリットとなるのが以下の3点です。

メリットも多くありますが、どうしてもデメリットも出てしまいます。

具体的な内容を見ていきましょう。

決済手数料の負担が必要

クレジットカード決済を導入することで発生する決済手数料は店舗側の負担となり、顧客から徴収できないルールです。

クレジットカードの決済手数料を支払う分だけのメリットは多くありますし、昔と比べると安価になったとされています。

しかし、店鋪の業種によって異なるものの、支払う手数料は以下のように1.0~7.0%と大きく異なります。

コンビニ・家電量販店・大型チェーン店など 1.0~1.5%
デパート・百貨店 2.0~3.0%
小売店・専門店 3.0~5.0%
居酒屋・バー・飲食店 4.0~7.0%

クレジットカード決済の利用機会が多い業種ほど手数料の相場が低くなります。

薄利多売の店舗、顧客単価の低い店舗の場合カード会社に手数料を持っていかれるのはかなりの痛手になるでしょう。

たとえば、10,000円を売り上げたとしても5.0%の決済手数料を支払えば手元に残るのは9.500円となります。

稀にクレジットカードの手数料を上乗せして請求する店舗もあります。

しかし、これは加盟店規約に違反する行為です。

発覚すればクレジットカード決済の導入ができなくなることもあるので、絶対にしないでください。

端末に不具合が起きると時間がかかる

店舗のクレジットカード決済端末に不具合が発生した場合、その対応に時間がかかってしまいます。

頻繁に発生するケースではありませんが、それでもごく稀に起こる可能性があることを覚えておきましょう。

また、システムメンテナンスをおこなっていて決済ができないということもあります。

それらのこと理由にクレジットカード決済ができないときは、手書き売上票を作成することになります。

顧客に時間をいただくことになりますし、場合によってはスムーズに支払いができないことに怒り出す方もいるかもしれません。

最悪、購入キャンセルとなって売上を逃しては困るので、端末のトラブル発生時の対策をあらかじめ立てておくなどしてください。

タイミングしだいで入金に時間がかかる

現金払いであれば、売上金となる現金はすぐに手元に残りますが、クレジットカード決済の場合は実際に売上金が入金されるのは1ヶ月後、もしくはそれ以上になることがあります。

個人経営の小規模店舗などは、この入金サイクルによって資金繰りの悪化につながることも珍しくありません。

その結果、自転車操業状態となって最悪の場合、閉店を余儀なくされるケースもあるのです。

以前より売上金の入金が早いカード会社は増えています。

しかし、月末締め・翌月15日払いなどのサイクルを取り入れるカード会社もあります。

そうなると売上金の現金化が最大45日も遅くなる流れです。

クレジットカード決済を導入することのデメリットを解説しました。

色々と不安を抱えるかもしれませんが、デメリットもあらかじめ対策を重ねることで回避はできるかと思います。

次にクレジットカード決済を導入した方が良いお店の特徴を見ていきましょう。

主に3つの特徴を取り上げたのでチェックしてください。

クレジットカード決済を導入した方が良いお店の3つの特徴

クレジットカード決済を導入した方が良いお店にはいつかの特徴があり、その中で主なものが以下の3つです。

自分の店舗が特徴に該当するか、今後変化がありそうかなどを判断してみてください。

外国人観光客が訪れるお店

外国人観光客の訪れることが多い店舗はクレジットカード決済が必須だと思って良いでしょう。

日本国内も最近になってキャッシュレス決済が浸透するようになりましたが、それでも現金払いで会計を済ませる方もまだまだ居る状況です。

しかし、外国人のクレジットカード決済のニーズは日本以上に高いため、支払い方法が現金払いのみでは売上獲得に不利になります。

基本的に外国人はクレジットカードの使える店舗で買い物をしますから、決済ができなければ売上を逃すことになりかねません。

特に外国人に人気の日本文化と関わりのある店舗は、クレジットカード決済を積極的に導入すれば顧客が増える可能性があります。

顧客単価の高いお店

顧客単価の高いお店の場合、現金を持ち歩かないという意味であえてクレジットカード決済を選ぶ顧客もいます。

また、キャッシュレス決済の浸透に伴い、多額の現金をも持たない人が増えているのも事実です。

単価の高い商品を取り扱う店舗なのにクレジットカード決済を導入していなければ、顧客が手持ちの現金がないことを理由に購入を見送る場合があります。

それでは、売上につながる機会を損失するだけです。

その顧客がATMで現金を引き出して戻ってくる可能性もなくはありませんが、場合によってはネットショッピングで同じ商品を購入してしまうかもしれません。

そこでクレジットカード決済を導入していれば、手持ちの現金のない顧客を逃すリスクは回避できます。

円単位の会計が多く発生するお店

円単位の会計が多い店舗もクレジットカード決済を導入すれば、さまざまなメリットを得られます

まず、現金で支払いをおこなえば小銭が増えるだけです。

それでは店舗にとっても顧客にとっても負担になるだけでしょう。

顧客は小銭で財布が重くなることを避けたいですし、店舗も釣銭を用意する手間が発生します。

釣銭が不足したら店舗が営業中でも金融機関に両替に行かなくてはなりません。

そして、人手に影響が出るだけでなく、両替時に発生する手数料を支払う問題も出てきます。

クレジットカード決済を導入するには加盟店契約という手続きが必要です。

最後に手続きの流れを詳しく解説します。

クレジットカード決済を導入するには加盟店契約が必要

クレジットカード決済を導入するには加盟店契約が必須となり、一定の段取りを踏まなくてはなりません。

上記の3つの流れについて詳しく説明します。

カード会社から資料・申込書を入手して記入後に返送

最初にクレジットカード会社から資料・申込書を入手して、必要事項を記入後に返送しましょう。

また、契約内容は以下のようなことが記載されているので合わせてチェックしてください。

加盟店手数料
利用可能な支払い回数
クレジットカードの締め日
店舗への入金予定日

加盟店審査

申込書を返送したら次は加盟店審査に入ります。

所要期間はおおむね10日とされていますが、審査通過難易度が極めて高いことはありません

審査では、これまでに破産や倒産などの金融事故を起こしていないか、事業内容などをチェックされます。

申請は虚偽なく正確におこなうようにしましょう。

決済端末や加盟店ステッカーなどの受け取り

審査通過後に、店舗で使う決済端末、加盟店ステッカーなどを受け取れます。

それらを店舗内の適した場所に設置完了すれば、クレジットカード決済が利用可能す。

まとめ

店舗がクレジットカード決済を導入するメリット・デメリット、クレジットカード決済を導入した方が良い店舗の特徴について解説しました。

くれじい

また、記事の最後にクレジットカード決済の導入に必要な加盟店契約の流れについて説明しています。
改めて、記事の内容を振り返っていきましょう。

押さえるべきポイント!

  1. キャッシュレス決済の浸透が進む中でクレジットカード決済は必要不可欠
  2. 特に外国人観光客はクレジットカード決済を必須としている
  3. クレジットカード決済で業務の効率化や簡素化が叶う
  4. クレジットカードには決済手数料が発生
  5. クレジットカード決済を導入するには加盟店契約が必須
  6. 加盟店契約には審査が必要

当記事を参考に、ぜひクレジットカード決済の導入手続きを進めてみてはいかがでしょうか。

そして顧客の獲得に売上アップ、店舗業務の効率化を実現してください。

2020.09.18

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編集者:ナビナビクレジットカード編集部
ナビナビクレジットカード編集部

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