クレジットカードの限度額の確認方法&設定の基準を解説!

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限度額

今持っているクレジットカードが、いくらまで使えるかご存知ですか?手持ちのカードの限度額を把握していない状態で使っていると、いくらまで使えるのか不安になる人も多いでしょう。

また、限度額はだれがどうやって決めているか、あるいは自分でも限度額を変更できるかどうかも気になるところです。

今回はクレジットカードを持つ全ての人がぜひ知っておきたいクレジットカードの限度額の概要やその内訳、自分のカードの限度額を調べる方法を紹介します。

さらには、自分の限度額を変更する具体的な方法などについて、わかりやすく解説します。

クレジットカードを持つ女性

クレジットカードの限度額とは、「カード所有者がクレジットカード払いやキャッシングで利用できる上限金額」を指します。

その限度額の金額は人によって違い、作るカードのランク(一般カード、ゴールドカードなど)やカードの利用履歴であるクレヒス(クレジットヒストリー)によっても限度額は変わってきます。

この項目ではまずクレジット限度額についての基礎的な知識として

  • 誰が何を基準にクレジットカード限度額を決めるのか?
  • クレヒスやカードのランクによって限度額は変わってくるのか?

などの初歩的な疑問をもとに詳しく解説します。

限度額の決定をするのは、各クレジットカード会社です。限度額は、カード利用者が申し込み時に申告した年収などを元にクレジットカード会社がカード審査を行い、その支払い能力を判断した上で限度額が決定されます。

しかし、その判断基準は公表されていません。ただ、「安定した収入のある人」という基準はあります。

例えば、毎月定期的に一定の収入があるサラリーマンなどは安定した収入があるとみなされ、限度額も一般的な金額が設定されることが多いようです。

上でお話しした通り、クレジットカード限度額はカード所有者個人の収入の安定度や金額、つまり支払い能力によってさまざまです。

ただ個人の支払い能力の有無については、あくまでも各カード会社の判断にゆだねられているため、各人の支払い能力がどのようにカード会社に判断されるかについても、はっきりとした目安はありません。

そのためクレジットカードの利用限度額は、申し込み時の審査やカード利用の履歴(クレヒスによるカード会社の判断次第だということになります。

クレジットカード限度額がクレジットカードの利用で使える金額の上限であると説明しましたが、それは1ヶ月で利用できる金額の上限ではありません。

例えば、クレジットカード限度額が50万円の人にカード会社への支払いが完了していない利用金額が20万円あるケースですが、その場合50万円から20万円を引いた残りの30万円が利用限度額となります。

また、月が替わったからといってその20万円がリセットされてまた50万円まで使えるようになるわけではありません。カード会社に未払いになっている分の支払いが完了するまでは、当然ですがカード利用できる上限金額は30万円のままです。

利用限度額を早く50万円に戻すには、カード利用代金支払い期日に遅れることなくカード利用代金が引き落とされることが大前提となります。

支払い遅延がないよう、いつも引き落とし口座の残高をチェックしておきましょう。

クレジットカードの限度額は個人の支払い能力でほぼ決まりますが、クレジットカードの利用状況を記録したクレヒス(クレジットヒストリー)やカードのランクによっても違ってきます。

クレジットカード初心者はもちろん、既に何枚もクレジットカードを持っている人も案外その辺についての知識はあやふやな場合も多いのではないでしょうか。そこで改めて確認しておきたいのが各クレジットカードの限度額の目安です。

目安となるポイントは3つあります。

① 初めてカードを持つ場合

② クレヒス(クレジットヒストリー)の内容

③ クレジットカードのランク(ゴールドカード・プラチナカード)

ここからは、上記の3つのポイントを元に、各クレジットカードの限度額の目安について詳しく説明していきます。

初めてクレジットカードを持つ場合、クレジットカード限度額を決める基準はその人自身の支払い能力、つまり安定した収入の有無や年収の金額です。

また、カード会社にとっては初めて知る相手であり、本当に支払い能力があるかどうかについてまでは正確に把握しきれません。

つまりそのようなケースでは、その人がどこまで信用できるかどうかわからないということで、クレジットカードの限度額はたいてい低めに設定されています。そこが、クレジットカードが個人の社会的信用を証明するカードと言われるゆえんとなっています。

けれども、最初は限度額が低めであっても、利用実績しだいでは限度額が上がる場合もあります。次からはそのようなケースについて説明します。

1つ前で説明したように、最初はクレジットカードの限度額が低いケースでも、カードの利用実績(クレヒス)がよければその限度額は上がります。

クレヒスとはクレジットカード申込み時の個人情報やカード利用代金支払い状況、支払い遅延などの情報の全てを記録したもので、その情報は保管先の信用情報機関情報を通して全てのクレジットカード会社や貸金業者と共有されています。

ところで、利用限度額が上がるような良いクレヒスがつく条件には、主に次の2つが挙げられます。

  • 利用代金の支払いに遅れたことがない
  • 毎年の利用金額が多い

多くのカード会社ではクレジットカードの所有者に上記のような良いクレヒスついている状態が5年以上続いている場合にカードの限度額を上げるケースが多いようです。

また、逆に支払い遅延などで悪いクレヒスがつけば、限度額が下がる場合もあるので注意が必要です。

クレジットカードの限度額はカードによって違いますが、通常、そのランクが上がるほど限度額は高くなります。まずは、一般の人にも手が届きやすいゴールドカードについて説明します。

ゴールドカードの限度額については各カード会社の判断にゆだねられており、その金額が公表されていない場合も数多くあります。

その中でも金額を明記しているカード会社の、ゴールドカードの最大限度額(初期設定金額)は以下の通りです。

  • 三井住友VISAゴールドカード:200万円
  • 楽天ゴールドカード:200万円
  • MUFJゴールドカード:200万円

上の数字を見てもわかる通り、通常のクレジットカードの限度額が最大50万円程度であることを考えるとかなり高く設定されています。

高額の買い物でも、1枚のカードで支払いが可能になるというメリットがあります。

いわゆるステータスカードと呼ばれるプラチナカードは、そのほとんどがカード会社独自の基準による招待制となっていることもあり、限度額を公表していません。

その中でも、限度額を公表している数少ないカード会社については、次のようになっています。

  • 三井住友VISAプラチナカード 原則300万円
  • MUFGカード・プラチナ・アメリカンエキスプレス・カード 50~500万円

上の情報に限って見るだけでもプラチナカードの限度額の設定金額は高めとなっており、通常カードの10倍以上になる場合もあります。

そのことから文字通りのステータスカードだと言えますが、その分カード審査のハードルも高くなります。そんなプラチナカードを持つにはやはり良いクレヒスを積み重ねることが必要不可欠となります。

ここまで、クレジットカードの限度額について説明してきました。次は、クレジットカードの限度額を確認する方法について解説します。

クレジットカードを見つめるカップル

自分のクレジットカードの限度額を知りたい場合は自分自身で確認する必要があります。その方法は大きく分けて2種類あります。

  • 利用代金の請求書や会員ページなどで、自分のカード限度額を確認する
  • カード会社のコールセンターなどに電話して、問い合わせる

クレジットカードの限度額はカード会社、そしてカード利用者個人によって違います。たとえ目安としての限度額が公表されていたとしても、自分の限度額が同じであるとは限りません。

その点をあやふやにせず、使い過ぎを防ぐという意味でも自分が持つクレジットカードの限度額や現在の利用残高を定期的に確認しておく必要があります。

では、上記の2つの方法について、もう少し詳しく説明します。

クレジットカード限度額については、カード利用の請求書やカード会社HPの会員ページを調べれば、簡単にわかります。

クレジットカード利用請求書を郵送にしている場合は、その請求書の比較的目立つ場所に「カードの利用可能枠」、あるいは「カード利用可能額」などと書いてある欄があり、自分のクレジットカードの利用額の総額とその内訳が記されています。

また、カード会社のWeb明細サービスに登録している場合は、カード会社の会員ページからも限度額を知ることができます。

一方、クレジットカードの請求書をなくしてしまった、あるいは会員ページのログインパスワードを忘れてしまったなどの理由から、それらの方法で調べることができない場合は、カード会社のコールセンターなどに電話で直接問い合わせるという方法もあります。

問い合わせの際は必ずクレジットカードを手元に用意し、カード番号やセキュリティーコードをすぐに答えられるようにした上で電話をかけましょう。

あとは音声ガイドに従って電話を操作し、担当の人に電話がつながるまで待ちます。電話問い合わせの利点は、自分で調べるよりも理解が早いことです。

クレジットカードの限度額を確認する方法を色々とみてきました。

次は、実際にクレジットカードの限度額を変更する方法について解説していきます。

クレジットカードと電卓と書類

前の項目では自分のクレジットカードの限度額を知る方法を説明しましたが、ここではその限度額を変更する方法について説明します。

クレジットカードの限度額は、カードを作った時点で設定された金額(初期設定金額)がありますが、自分からカード会社に申請することで限度額の変更(増額、減額)ができます。

変更の際はもちろんカード会社による審査があります。利用代金の支払い遅延の有無や、それまでの年間利用金額などのクレヒスを元に、利用者が申請した限度額に見合うだけの支払い能力があるかどうかについて調べます。

審査の期間はおよそ1~2週間です。なお、審査の結果は書面(郵便またはメール)で送られてきます。

ここからは、限度額を増やしたいときと減らしたいときの両方のパターンから、その申請方法や限度額を変更することが必要なケースなどについてお話しします。

限度額を増やす際の申請方法には以下の2つがあります。

  • カード会社の会員ページにアクセスし、限度額の変更を申し込む
  • カード会社に電話して限度額変更の申込書を請求し、必要事項を記入した後郵送する

その後審査の結果を待ち、審査が通ったら増額となります。

クレジットカードの限度額を増やす必要のあるケースは、高額な買い物などをする場合です。その理由は、クレジットカードで設定された限度額を超えて買い物をすると、カード会社が支払い能力を超える買い物をしたと判断し、利用停止などの措置を受けてしまう場合があるからです。

そのようなことにならないためにも、場合によっては限度額の増額をした方がいい場合があるのです。ただ、その場合でも自分の支払い能力を考え、カード会社の審査に落ちない程度の金額を申告するようにしましょう。

クレジットカードの限度額を減らしたいときの手続きは、増やすときよりもずっと簡単です。基本的には面倒な手続きも時間のかかる審査もなく、電話1本で限度額を減らすことができる場合がほとんどです。

限度額の減額は、「クレジットカードをつい使いすぎてしまうのを防ぎたい」という場合などにおすすめです。

ここではクレジットカードの限度額を変更する方法について解説しました。次は、クレジットカード限度額とキャッシング利用限度額との関係について説明します。

最大限

クレジットカードの限度額は総利用枠とも呼びますが、その内訳として「キャッシング枠」と「ショッピング枠」があります。ここでは具体的な例を元にわかりやすく説明します。

お手元のカード明細書などに記載している、自分のカードの利用限度額を見ながらご確認ください。

キャッシング枠とショッピング枠はそれぞれが独立してあるわけではなく、キャッシング枠がショッピング枠の一部となり、互いに影響し合う形となっています。

「クレジットカードの限度額(総利用枠)=ショッピング枠上限額」であり、キャッシング枠を設定すればその分ショッピング枠で使える金額が減ります。

次の表をご覧ください。

クレジットカード限度額 (ショッピング枠上限額) キャッシング枠 ショッピング枠 利用可能金額
50万円 30万円 20万円
100万円 30万円 70万円

ここではキャッシング枠を30万円に設定したと仮定し、単純な計算をしてみます。

クレジットカード限度額(ショッピング枠上限額)が50万円の場合、ショッピングに利用できる金額はキャッシング枠で設定した30万円を引いた20万円がショッピング枠利用可能金額として利用できます。

また、限度額が100万円の場合は、残りの70万円がショッピング枠で利用できます。

なお、キャッシング枠をゼロにして全てショッピング枠にすることも可能です。しかしその逆の、ショッピング枠をゼロにして、すべてをキャッシング枠にすることはできません。

今回の記事のおさらいをまとめました。

  • カードの利用限度額は、個人の支払い能力によりカード会社が決める
  • 利用限度額は、全ての支払いが終わらないと元に戻らない
  • カードのランクやクレヒスによって、利用限度額が変わる
  • カード利用請求書、インターネットまたは電話で利用限度額を知ることができる
  • 利用限度額の増額はカード会社に直接申し込むが、審査に通らないと増額できない
  • 利用限度額の減額は電話ですぐできる
  • 利用限度額にはキャッシング枠とショッピング枠があり、互いに影響しあっている

利用限度額の確認方法、決まり方、変更方法などは、カードの使い過ぎなどを防ぐために重要な情報ですので、クレジットカードを利用している人はしっかりと把握しておく必要があります。

自分のカードの利用限度額を正確に知り、自分のカードがいくらまで使えるかを常に把握しておきましょう。

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