クレジットカードのキャッシング枠とは?確認&変更方法や注意点

クレジットカードの明細で、利用可能枠の欄に記載されているのが、「キャッシング枠」という表記。このキャッシング枠とは、クレジットカードの、 キャッシング(=お金を借りる)可能限度額を示します。

キャッシング枠について馴染みのない方にとっては、よくわからない側面もあるかと思われます。 キャッシング枠について、また注意点やキャッシング枠を0円にする方法等について詳しく知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

クレジットカードのキャッシング機能はとても手軽で便利なもので、コンビニのATMや銀行の ATMにカードを入れて暗証番号を入力するだけで、簡単にお金を借りることができます。

この記事では、キャッシング枠の確認方法や、全く使う予定のない人が「0円」にする方法、負担を少なく返済する方法など、いざキャッシングを利用する場合の注意点などを解説します。

記事を読み進めればキャッシングについての正しい知識が身につき、キャッシングをするべきかどうかの判断がつき、また必要に応じて適切にキャッシングを扱うことができるようになります。

キャッシングについての知識に馴染みのない方は、是非参考にしてみてください。

キャッシング枠が意味するもの

キャッシング

冒頭で述べたとおり、クレジットカードのキャッシング枠という言葉に馴染みのない方もいらっしゃるかと思います。

この章では、クレジットカードのキャッシング枠がどのようなものかという概念、ショッピング枠とキャッシング枠との関連性についてご紹介しています。 基礎知識として、まずはこちらの章をご参考下さい。

利用可能なカード総額の中にキャッシング枠がある

クレジットカードのキャッシング枠は、利用可能なカード総額の中にあります。 クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠の二つの枠があり、ショッピング枠は買い物、キャッシング枠はお金を借りるための枠です。

これらは別々の枠ではなく、ショッピング枠の中にキャッシング枠があります。 それぞれに限度額が決まっており、キャッシング枠も無制限にお金を借りられるわけではなく、限度額の範囲内でお金を借りることとなります。

ショッピング枠にも影響する

キャッシング枠はショッピング枠に含まれますので、キャッシング枠での利用は独立して考えられるのではなく、ショッピング枠にも影響を与えます。

また、ショッピング枠の利用もキャッシング枠に影響を与えます。

例えばショッピング枠30万円、キャッシング枠10万円に設定されていたとすると、以下のようになります。

  • ショッピング枠はショッピングのみに使用した場合30万円まで利用可能
  • 買い物等でショッピング枠を全額利用した場合、キャッシング枠は0円
  • キャッシングの利用限度額は10万円まで
  • キャッシングで10万円借りるとショッピング枠の残高は20万円
  • ショッピングで25万円利用した場合のキャッシング枠は5万円

このようにショッピング枠とキャッシング枠は合算で計算されて、ショッピング枠の方が優先されて、その後の残高に応じてキャッシングの利用額が決まります。

ショッピング枠もしくはキャッシング枠で限度額まで使いすぎてしまって、いざという時にクレジットカードが使えないということのないように注意しましょう。

今後キャッシングする予定がなければ0円でも何も問題ない

クレジットカードのキャッシング枠は使わないのなら無くても全く通常のカード機能には問題ありません。

いざという時に、簡単にお金を借りることができるキャッシング機能は便利ですが、借金が嫌いな方やキャッシングを使う予定が一切ない方にとっては邪魔でしかありません。

紛失したときに悪用されるリスクを防げる

むしろ盗難や紛失時にリスクになるので、潰してしまった方が良いです。クレジットカードを紛失したり盗難にあったりしたときは、ショッピング枠なら保険が適用されます。

キャッシングの利用枠は、暗証番号がわからないと利用できないこともあり、不正利用の補償の対象にならないケースがほとんどです。

限度額が高額のカードをお持ちなら、とんでもないリスクになりますね。一度の不正利用で生活への大きなダメージを受けてしまいます。

キャッシング枠を0円にすればお金を借りられなくなるので、不要な方は潰してしまいましょう。

クレジットカード以外のキャッシングとの違い

クレジットカード以外のキャッシングには以下のものがあります。

消費者金融系キャッシング

消費者金融系キャッシングとは、消費者向けに少額の融資を行っている独立系消費者金融会社でのキャッシングのことです。アイフルが代表的な消費者金融業者です。

消費者金融系キャッシングの特徴として、審査が早い点が挙げられます。実際にキャッシングを受けられるまでの期間が最短で2日という場合もあります。

ひと昔前までは、消費者金融系キャッシングの金利はクレジットカードのキャッシングより高かったのですが、法改正後はあまり変わらなくなりました。

また、消費者金融のATMだけでなく、銀行などの金融機関やコンビニなどのATMも使えるため、お金を借り入れたり返済したりするのも便利になってきています。

銀行系キャッシング

銀行の傘下に入った消費者金融業者や、銀行の子会社などが消費者向けに行うキャッシングのことです。三菱UFJグループ参加のアコムや三井住友銀行グループ参加のプロミスなどが該当します。銀行の傘下にいるとはいえ貸金業なので、総量規制の対象です。

銀行カードローン

みずほ銀行のような銀行や信用金庫などの金融機関が直接手掛ける個人向けローンです。

無利子・無担保である点は他のキャッシングと同じですが、銀行系キャッシングに比べて厳しく借り入れまでに時間がかかる場合が多い点、金利が他よりも低めという点に特徴があります。

違法金融業者

貸金業を営むには、メインとなる所在地を管轄している財務局長または都道府県知事の登録を受けなくてはなりません。無登録で貸金業を行っている業者はすべて違法金融業者です。

また、キャッシングの上限金利は20%ですが、この金利を超えている場合も違法金融業者となります。このような業者からは決してキャッシングしないように気をつけましょう。

キャッシングの特徴

キャッシングの特徴は、「使い方を限定せず、利用者が担保なし・保証人なしで少額の融資を受ける」ことです。住宅ローンや教育ローンは、ローンの使用目的が定まっていて、担保や保証人などを付けなければ借入できません。

キャッシングはそのような縛りがなく、希望通りの使い方ができる代わりに、住宅ローンなどよりも高めの利率で貸付を行っています。

貸付利率は、3.0~18.0%といったようにかなり幅がありますが、多くの借り入れをしているほど金利が安くなるシステムです。ただし、利用可能枠が30万円など少ない場合は、17.0%など一定の利率が定められていることが多いです。

キャッシング枠の概念や変更する方法などがわかりました。

きちんと理解していれば、怖いものではありませんよね。次の章では、キャッシングとショッピング・カードローンの違いについて解説していきます。

キャッシングとショッピング・カードローンの違い

この章では、クレジットカードのキャッシングとショッピング・カードローンの違いについて説明します。

利用方法は類似

クレジットカードのキャッシングもカードローンも、利用方法は似ています。緊急でお金がどうしても必要になった時にカードを使ってATMから借り入れを行う、というパターンです。使用目的を特定する必要はなく、手軽に借金できてしまう点は同じと言えます。

ショッピングの場合は、現金を手元に持たず、直接商品を購入する際に代金分の借金を背負うという形になります。買物をするだけなのでお金を借りているという実感はわきにくいかもしれませんが、借金をしているという点ではキャッシングと同じです。

返済方法が異なる

クレジットカードのキャッシング・カードローンとショッピングでは返済方法が異なります。キャッシングやカードローンは、リボ払いの場合に「残高スライド方式」「定額方式」を選べる場合があります。

残高スライド方式は、締め日の利用残高に応じて支払額が変動する方式です。残高が多いほど多くの支払額になり、利用残高が一定以下になると支払額も少なくなります。

定額方式は、毎月の支払額のうち、元金は25,000円ずつなどとはっきり決まっていて、手数料・利息などの合計額を支払う方式です。

毎月の支払額は一定ですが、利用残高が多くなっても一定額の返済なので、返済期間が延びて手数料が多くかかってしまうというデメリットがあります。

ショッピングの場合は、一括払いやリボ払いの他、支払い回数を決めた分割払い、ボーナス払いなど、支払い方法に多くの選択肢があります。

リボ払いの場合、キャッシングと同様残高スライド方式・定額方式のどちらかで借入れたお金を返済する点は同じです。返済方式については、クレジット会社によって決められている場合もあれば、選べる場合もあります。

金利が異なる

クレジットカードのキャッシングの金利は17~18%と高めの場合が多いです。カードローンは、銀行系カードローンなら、比較的金利は低めです。また、クレジットカードのキャッシングとショッピングの金利を比べると、大抵の場合ショッピングの方が低くなっています。

ここまでで、クレジットカードのキャッシングとショッピング・カードローンの違いについて整理しました。ここからは、クレジットカードの実質年率について見ていきましょう。

クレジットカードの実質年率

この章では、クレジットカードのキャッシングの実質年率について説明します。「実質」とはどういう意味なのかをしっかりと確認しましょう。

クレジットカードのキャッシングの実質年率

単なる年利と実質年率の差は、純粋な利息か利息プラス手数料などを含んでいるかという違いです。ほとんどのクレジットカードでは、利息だけではなく、手数料もすべて含んだ状態で年間にかかる利率を提示しています。

利息以外にかかっている手数料には、貸し倒れリスクに備えた損害保険料や事務手数料が含まれているとお考え下さい。

実質年率の計算方法

実質年率の計算方法は、年利の計算と同じです。1か月分の実質年率は以下の式で求められます。

借りた金額×実質年率%÷365日×1カ月(30日or31日)=1か月分の金利
引用元:ナビナビキャッシング「キャッシングの金利や利息の計算方法について徹底解説!」

借りた金額が50万円で、実質年率17%で借りていたとすると、計算は以下のようになります。

50万円×17%(0.17)÷365日×30日=約6986円

キャッシングの実質年率が低いクレジットカード

クレジットカードのキャッシングは横並びで、50万円以下なら実質年率18.0%のものがほとんどです。ただ、100万円を超える高額なら実質年率が低い場合もあります。キャッシングの上限利率を比べて、実質年率が低いクレジットカードを3枚ご紹介します。

  • ニコスカード:14.94%~17.94%
  • MUFGカード:14.95~17.95%
  • DCカード:14.95~17.95%

※2018年6月29日現在

これらのカードは、上限の実質年率が若干低くおすすめです。

ここまでで、クレジットカードの実質年率について説明しました。クレジットカードのキャッシングについて理解を深めたところで、次の章では実際にお金を借りる方法についてご紹介します。

クレジットカードのキャッシング機能でお金を借りる方法

この章では、クレジットカードのキャッシング機能でお金を借りるやり方について解説していきます。

キャッシング利用枠を確認

まずは、キャッシングができるかどうか、可能ならいくらまで借りられるかを確認します。

自分の持っているクレジットカードのキャッシング枠がどうなっているかについては、クレジットカードが郵送されてきたときに同封されている用紙や、クレジットカードのインターネットサービスでキャッシング情報に関するメニューがあるので、それで確認してください。

不明な場合は、クレジットカード裏面に書かれている電話番号に電話をかけて聞いてみると教えてもらえます。

キャッシングの利用方法

キャッシングの利用方法は、ATM、ネット、電話の3パターンがあります。全国の銀行やコンビニなどに設置されているATMやCD機(キャッシュディスペンサー)を操作して、直接引き出す方法がスタンダードです。

ただ、近くにキャッシングに使えるATMがない場合もあります。そのような場合は、インターネットの会員専用オンラインサービスサイトから、必要金額を自分の銀行口座に振り込んでもらえるように手続きすることが可能です。

なお、インターネットも使えない場合は、電話でのキャッシング申込みもできます。これらの手段の中から、クレジットカード会社が提供していて自分に適した方法を選んでください。

ネットでキャッシングする方法

インターネットでキャッシングを利用する流れについて説明します。

  1. インターネットの会員専用オンラインサービスサイトにログインする
  2. キャッシングの手続きをするメニューに画面遷移する
  3. 指定の銀行口座にいくら振り込むかを指定して申し込みを完了する
  4. 指定の銀行口座からキャッシングしたお金を引き出して利用する

インターネットの情報サービスサイトとは、楽天カードで言えば「楽天e-NAVI」のようなサイトのことを指します。手続きをしてから銀行口座に振り込まれるまでの期間はクレジット会社によって異なりますが、早い場合は申し込んだ当日中から翌営業日までの間に振り込まれるでしょう。

ここまで、クレジットカードのキャッシング機能でお金を借りる手順について紹介しました。もちろん、お金を借りたら返済する必要があります。ここからは、クレジットカードの返済方法について紹介します。

クレジットカードのキャッシングの返済方法

この章では、クレジットカードのキャッシングの返済方法を説明します。

クレジットカードのキャッシングとカードローンの返済方法

クレジットカードのキャッシング、カードローンのどちらも、返済方法は一括払い・分割払いや残高スライド方式、または定額式のリボ払いです。クレジットカードの方が若干高めの金利となっている場合が多いでしょう。

口座引き落としで返済される

具体的な返済方法は、指定された銀行口座からの引き落としです。例えば、楽天カードなら毎月27日に引き落とされます。ただし引き落し日が土日や祝日にかかる場合は、翌営業日に引き落とされるというクレジット会社がほとんどです。

銀行口座で引き落とせなかった場合の対応は、クレジット会社によって異なります。楽天カードは、指定銀行に限り、3日連続で再引き落とし処理が入ります。

セゾンカードなどは、引き落としができなかった場合は指定の銀行口座へこちらから振り込むか、送られてくる払込票を使って払い込むという方式です。

口座引き落とし日に確実に引き落とされるよう、前日までには銀行口座に入金しておきましょう。

クレジットカードのキャッシングの返済スケジュール

クレジットカードのキャッシングの返済スケジュールは、大抵のクレジット会社で提供しているオンラインサービスで確認できます。毎月の支払額による返済スケジュールをシミュレーションして、より自分にとっての負担が少なく、お得になる返済スケジュールを立ててみましょう。

ここまでで、クレジットカードのキャッシングの返済方法について説明してきました。基本的には銀行口座からの引き落としなので、あまり悩むことはないでしょう。注意するべき点は、確実に引き落としができるよう、前日までの入金を徹底する点です。

ここからは、ATMでキャッシングを利用する方法について解説していきます。

キャッシングでATMを利用する方法

この章では、ATMでキャッシングを利用する方法について順番に説明します。

キャッシングを利用できるATM

銀行のATMの場合、キャッシングを利用可能な機械はATMとCD機です。ATMは入金や通帳記入なども可能な機械で、CD機は出金専門の機械です。

どのクレジットカードと提携しているかについては、ATMの周囲に掲示している場合もありますが、そうでない場合は実際にクレジットカードを読み込ませて確認してみると良いでしょう。

コンビニのATMで利用する方法

コンビニの場合はATMの上部についている看板を見れば大抵判別可能です。看板には、どの銀行やクレジットカード会社と提携しているかが明示されているので確認しましょう。

取扱可能な時間についても記載されている場合が多いですが、記載がない場合でも実際にクレジットカードを機械に読み込ませれば確認できます。

ここまでで、キャッシングでATMを利用する方法について説明しました。

キャッシング枠を変更する方法

お金を数える

この章では、キャッシング枠を増やす方法や、不要な方のためにキャッシング枠を0円にする方法についてご紹介していきます。

キャッシング枠をコントロールしたい方は是非ご参考下さい。

キャッシング枠を0円にする方法

キャッシング枠を0円にしておけば、紛失や盗難の際にも不正に現金を引き出される心配は無くなります。

クレジットカードのキャッシング枠は、各クレジットカード会社のWEBページからの申し込み、もしくは電話オペレーターに相談することで0円にすることができます。

WEBページでキャッシング枠を無くす方法は、カード会社によっては対応していないので、その時には電話オペレーターに相談することになります。

電話でオペレーターにキャッシング枠を無くしたい旨を伝えれば、すぐにキャッシングができなくなります。

キャッシング枠を0円にする方法は、”WEBページからの申し込みもしくは電話”と覚えておきましょう。

キャッシング枠を増やす方法

クレジットカードのキャッシング枠は、30万円程度までの金額なら比較的簡単に増額できます。方法としては各クレジットカード会社のWEBサイトからの申し込みで簡単にできます。

増額は簡単にすることができますが、むやみに増額をすると借金を背負う原因になったり、紛失・盗難時にリスクになりますので、増額の申請は良く考えて適切な額を申請しましょう。

増額の方法をJCBカードで例に挙げてみると、

  1. 各種お手続きのページにアクセス
  2. 利用可能枠のご設定・変更の項目から利用可能枠の増額申請を選択
  3. ログインして必要事項(増額したい金額)を入力します。

30万円以上を超える場合はインターネットからでは増額できない場合もあり、その場合はコールセンターに連絡してオペレーターの案内に従います。

また、どこのカード会社でも50万円を超えるキャッシング枠の増額は、収入証明書の提出が必要となります。収入証明書とは以下のような書類が挙げられます。

  • 源泉徴収票
  • 給与の支払明細書(2、3ヵ月分)
  • 確定申告書
  • 納税通知書、課税証明書、所得証明書
  • 住民税決定通知書
  • 年金証書もしくは年金通知書

サラリーマンであれば給与支払明細書、自営業であれば確定申告書が提出しやすいかと思います。

ここまでの章では、クレジットカードのキャッシングの概念や、キャッシング枠をコントロールする方法についてご紹介してきました。

次の章では、学生でもキャッシングが可能かどうかについて説明します。

学生でもキャッシングは利用可能?

この章では、まだ社会に出ていない学生がクレジットカードのキャッシングを利用可能かどうかについて解説します。

学生がキャッシングを利用できる条件

学生がキャッシングを利用できる条件は以下の通りです。

  • 保持しているクレジットカードにキャッシング枠が付いている
  • アルバイトをしていて毎月安定した収入がある
  • 年齢制限がある場合、その年齢以上(多くは20歳以上)

最近は学生を対象にしたクレジットカードも増えています。そのカードにキャッシング枠をつけるには、アルバイトをしていて毎月安定した収入があり、20歳以上であること、などという条件が付いていることがほとんどです。その条件を満たしていれば、学生でもキャッシングが使えます。

学生がキャッシングを利用するために必要なもの

学生がキャッシング利用のために必要なものは以下の通りです。

  • 年齢を証明するための身分証明書(不要なクレジット会社も多い)
  • 本人名義の銀行口座と届出印
  • 親権者の同意

学生の申し込みがあると、クレジットカード会社では審査をしますが、その際、年齢確認をするため身分証明書は不要としているクレジット会社が多いです。一方、キャッシングの返済金を引き落とすための銀行口座と届出印が必要になるので、準備しておきましょう。

学生が未成年の場合は親の同意が必要ですが、これは必ずしも書類が必要なわけではなく、直接電話連絡で確認することが多いようです。これは、書類が本当に親権者によって書かれたものかどうか判断がつかないためです。

また必須ではありませんが、それなりに長い期間アルバイトをしている場合は、アルバイトの収入を得ていることを記載するとキャッシング枠の審査においてプラスの影響があります。

次の章では、キャッシングをする場合の注意点についてもご紹介しています。

キャッシングをする場合の注意点

考える女性

この章では、年利の考え方や手数料など、実際にキャッシングをする場合の注意点をご紹介します。

知っておかないと思わぬところで損をしてしまう可能性もありますので、是非読み進めて知識を習得してください。

年利18%の考え方

キャッシングをするということは、クレジットカード会社からお金を借りるわけですから、 当然ながら金利がかかります。 この金利は、各クレジットカード会社でだいたい 年利15%~18%の範囲で設定されています。

理由としては、以下にご紹介する通り法律で決められているため、この法律に則って金利を決定しているからです。

  • 10万円未満を貸し出す場合の上限金利…20%
  • 10万円以上100万円未満を貸し出す場合の上限金利…18%
  • 100万円以上を貸し出す場合の上限金利…15%

金利が15%に設定されているのは、100万円以上を借りた時です。100万円未満の少額を借りた場合は、法定金利の上限である年利18%が適用される確率が高いでしょう。

クレジットカードの金利が18%と言われているのは、このような考え方からきていることも知っておきましょう。 どのクレジットカード会社も、 法律で定められたほぼ限界の金利を設定してきていますので、キャッシングでお金を借りることによる金利である年利18%は、実はかなり高額であるということもよく認知しておきましょう。

例えば10万円を借りて毎月1万円ずつ返済した場合は、11回払いで金利の合計9,096円です。毎月5,000円の返済だと24回払いで金利の合計は18,159円にもなります。

クレジットカードの締め日によって手数料が大幅に変わる

クレジットカードでキャッシングした場合は、当然ながら返済をしなければなりません。この返済方法についても種類があります。

この返済方式によって支払う総額も大きく変わってきます。 理由としては、リボルビング払いという支払い方式があって、こちらの支払い方式は毎月の支払額は少なくて済みますが、長期間に渡って大きな金利を支払うように設定されているからです。

イオンカードを例に挙げてみると、一回払いとリボルビング払い(残高スライド元利均等返済方式)が選択できます。

長期間、少額ずつ返すと利子が膨れ上がる

仮に9/1日に年利18%で30,000円のお金をキャッシングしたとして、イオンカードの返済日である翌月の2日、10/2に一括返済したら30,000円+利息458円で支払い総額は30,458円です。

同じく9/1に年利18%で30,000円のお金をキャッシングしてリボルビング払いを選択したとして、毎月2日に3,000円ずつ元金と金利を返済して最後に残金の2752円を支払うと、総額は32,752円となります。

同じ金額を同じ年利で借りても利子は大きく違う

支払い方式が違うだけで、同じ30,000円を年利18%でキャッシングしたとして、2,294円も返済額に差が出てしまいます。

返済方式が違うだけで、キャッシングの返済金額の総額は大きく違ってくるということも覚えておきましょう。

返済遅延した場合には遅延損害金が発生する場合がある

キャッシングの返済を遅延すると、遅延損害金が発生する場合があります。多くの場合、遅延損害金の年率は20%となっていますので、余分に利息を支払わなければなりません。

キャッシングをする場合の注意点がわかりました。
次の章では、なるべく負担が少なくキャッシングを利用する方法についてご紹介しています。

キャッシングをした際なるべく負担を少なくする方法

相談する夫婦

この章では、キャッシングしたお金をなるべく負担なく返済する方法についてご紹介しています。

日常生活においてどうしてもお金を工面しなければならない機会はどうしてもあります。 そんな時にクレジットカードのキャッシングはとても便利な機能です。いざという時とても助かります。

しかしキャッシングをやむを得ず使うにしても、できるだけ負担が少なくてすむ方法があるのなら、それにこしたことはありません。 是非参考にしてみてください。

一括返済するようにする

クレジットカードでキャッシングをした場合は、なるべく一括返済するようにしましょう。一括返済とは、 キャッシングをした元金と利息をまとめて一括して支払う返済方法のことを言います。

一括で返済することにより、利息が少なくて済みますし、借りたその日に返済すれば利息は一切かかりません。利息が付くのは翌日からです。

このように一括返済は最も負担なくキャッシングによって借りたお金を返済する方法となっています。 ただし一括返済をするには、ある程度のまとまったお金が必要となります。

しかしそれでも余計に利息を支払うのなら、可能な限り一括返済をした方が良いです。 クレジットカードのキャッシングでなるべく負担を少なくするには、一括返済をすることを心がけるようにしましょう。

リボ払いで支払わないようにする

負担を少なくするには、 リボ払いでの支払いをしないようにすることが重要です。 リボ払いを選択してしまうと、毎月の負担額は自分で決めることができますし、また一定額の支払いで済みますので一見楽なように感じます。

しかしトータルの支払金額はかなり大きくなりますし、高い金利が加算されて長期的に返済をすることになってしまいます。

リボ払いはカード会社にとってとても儲かる仕組み

リボ払いは、クレジットカード会社の収益を最大化する、クレジットカード会社の収入源です。 お金を借りている意識が薄くなってしまって、更なる借入をしてしまうというのも懸念されます。

また、カードによっては入会時のデフォルトでリボ払いに設定されているカードもあるため注意が必要です。必ずキャッシングする際には自分のカードを確認するようにしましょう。

やむをえずリボ払いを選択する場合は、毎月の支払額をなるべく多くして、少しでも早く返済するようにすると負担は少なくなります。

 少しでも余裕ができたら繰り上げ返済を

また、各クレジットカード会社では余裕があるときには増額して支払ったり、繰り上げ返済をすることができますので、リボ払いを選択している方は積極的に借りたお金を支払うことを意識することで、返済期間や返済金額の総額を少なくすることができます。

しかし基本的にはクレジットカードで負担を軽くするには、 極力リボ払いを選択しないようにしましょう。

キャッシングをしてしまった際の、負担をなるべく少なくする方法について解説してきました。ここからは、少し視点を変えて海外で利用可能なキャッシングについて説明します。

海外で利用可能なキャッシング

この章では、海外で利用可能なキャッシングについて説明します。おすすめのカードも紹介しますので、海外に行く予定のある方は参考にして下さい。

海外キャッシングとは

海外キャッシングとは、日本で作っているクレジットカードを使って、海外のATMで現地通貨のキャッシングを行うことです。わざわざ両替せずに現地通貨が手に入り、通常の外貨両替よりも良いレートで外貨を入手でき、日本から多額のお金を持ち歩く危険もないという大きな利点があります。

VISAやMasterCardなど国際ブランドのクレジットカードがあれば、かなり多くの国でATMが使えますので、1枚持っておくと安心です。

海外キャッシングの注意点

海外キャッシングの注意点は、あらかじめ海外キャッシングを利用するということをクレジットカード会社に届け出ておく必要があることです。また、予想外に使い過ぎてしまって翌月の請求額で困らないよう、くれぐれも気を付けましょう。

また、海外でATMを操作する際は時間帯は昼間を選び、人通りの少ないところにあるATMは避けて操作は素早く行うなど、防犯上の注意も怠らないで下さい。

海外キャッシングにおすすめのクレジットカード

海外キャッシングで利用するのにおすすめのクレジットカードを3つ紹介します。

  • セディナカード:国際ブランドMasterCard、Paypal(※)で振込手数料無料、Webで繰り上げ返済できる、海外ショッピングで1.5倍のポイントが付く
  • 三井住友VISAカード:安心のVISAプランド、世界で一番利用されている国際ブランド
  • JCB一般カード:ATM手数料無料

※:Paypal:カード情報の代わりに電子メールアカウントのみで決済できるサービスのこと

どのカードも年会費は無料または2,000円以内と維持費が安価なのは嬉しいところ。また、国際ブランドのクレジットカードなのでATMも見つかりやすいです。

特にセディナカードは、Paypalで振込手数料無料かつWebで繰り上げ返済できる点が魅力なため、海外キャッシングにおすすめします。

ここまで、クレジットカードのキャッシングについての知識を深めてきました。次の章では、キャッシングに利用可能なクレジットカードを比較して、おすすめのカードを紹介します。

キャッシングが利用可能なクレジットカードを比較

この章では、キャッシングが利用可能なクレジットカードを金利・便利さ・返済方法で比較して解説します。

金利で比較。低金利なカードは

金利でいえば、アコム発行のACマスターカードが10.0%~14.0%と低金利です。年会費を支払っても良いのであれば、ライフカードゴールドも少額から一律3.505%という優遇金利でのキャッシングか可能です。

キャッシングの便利さで比較

ATM、ネットキャッシングの取り扱い範囲が広く、さらにATMでのキャッシングが無料なクレジットカードは便利です。また、引き落としがあることを忘れていて、慌ててその口座にお金を振り込みたい、というニーズに応えられるネットキャッシングがあると助かります。

このどちらのニーズも満たせるクレジットカードがエポスカードです。ATM手数料は常に無料で、ネットキャッシングは1,000円単位から可能と、とても使いやすいと言えるでしょう。

返済方法で比較

返済方法では、一括返済とリボ払いでの返済を比較します。一括返済は、金利の支払いは1回だけです。一方、リボ払いは毎月一定額を返済していきますが、利用残高分の利息が毎月かかってくるため、支払い総額が大きくなります。

可能な限り一括返済できる範囲でのキャッシングに抑えて、リボ払いは避けるようにしましょう。リボ払いを利用しなくてはいけない場合は、返済方法を柔軟に選べるクレジットカードを選ぶと安心です。

最後に今回の記事についてまとめていますので、もう一度おさらいをしておきましょう。

キャッシングにおすすめのクレジットカード

キャッシング利用を目的としたクレジットカードの代表格がACマスターカードです。

年利が他のクレジットカードのキャッシングと比べて10.%~14.0%と低く、審査難易度も高くなく、即日発行も可能な急ぎの人に嬉しいスペックとなっています。

ACマスターカード

Thumbnail ac mastercard

国際ブランド

MasterCard

対応電子マネー

  • 分割払い
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 無料 - -
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
最短即日 10万~300万円まで

クレジットカードの審査難易度、審査が甘いカードについて詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

Credit Reportと表示されたタブレットとカードを持つ人

2017.12.21

クレジットカード審査の難易度がひと目でわかる!年会費と一覧で紹介【2018年版】あなたのカード難易度は?

クレジットカードはたくさんの種類があり、その審査の基準はカード会社の基準やカードのランクにより異なります。 誰でもクレジットカードを申し込んだらスムーズに審査を通過し、無事にカードを手に入れたいですよね。そのためにはまず、審査が難しいカードと審査に通りやすいカードについて知っておきたいところです。 今回の記事では、日本で発行されている主なクレジットカードの審査の難易度やその判断基準、さらに審査でカード会社が重視するポイントなどを知り、どのようなことに留意すればより難易度の高いカード審査に通るかなどについて、わかりやすく解説します。

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現在、比較的審査が甘いクレジットカードとして 流通系 消費者金融系 ネットバンク系 などが挙げられます。 この中でも「流通系」の楽天カードやイオンカード、エポスカードが、手軽に作れることで知名度が高く、人気もあります。 しかし、クレジットカードを作るには必ず審査があります。 審査での注意点を知っておきたくありませんか? 今回の記事では、審査が甘いとされるクレジットカードについてや、審査のコツなどについてご紹介していきます。 審査について理解することで、審査に通るかどうかの不安を少し解消していくことができます。

まとめ

いかがでしたか。キャッシングの概念からキャッシング枠をコントロールする方法、上手なキャッシング方法から注意点まで学んできました。

キャッシングは上手に活用すれば、いざという時にお金を工面できるとても有用なものです。 正しく使用すれば、必要以上に恐れる必要もありません。

もう一度クレジットカードのキャッシングの要点を、簡単におさらいしておきましょう。

  • キャッシング枠はショッピング枠の中にある
  • キャッシング枠は使わないのなら潰しておくことがオススメ
  • キャッシング枠はWEBもしくは電話での手続きで、0円にしたり増額したりできる
  • どうしてもキャッシングを利用するのなら、なるべく一括返済を選択する
  • やむをえずリボ払いを選択してしまったら、支払額を多くしたり増額払いや繰り上げ返済を利用して、積極的に返済をする

キャッシングは生活上の要所要所で上手く利用して、快適なクレジットカードライフを楽しんでみてください。

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