クレジットカードの有効期限の確認方法&期限切れの更新時にすることを解説

クレジットカードを持つ女性

クレジットカードを長く使っているとついつい忘れがちですが、クレジットカードには「有効期限」があります。そろそろ有効期限が近づいてきた人にとって、

「そもそも有効期限とはどういう意味なのか?」

「有効期限が切れるとどうなるのか?何か手続きが必要なのか?」

「新しいカードはいつ頃届くのか?番号はそのままなのか?」

といった内容は、あらかじめ知っておきたいポイントですよね。この記事では、そうしたクレジットカードの有効期限に関して押さえておきたいポイントについてまとめてみました。

有効期限を迎える前に、スムーズにクレジットカードの更新ができるように基本的な知識を学んでいきましょう!

クレジットカードの有効期限の確認方法

クレジットカードを見る女性

クレジットカードの有効期限は、カード表面に記載されている「月/年」の日付で確認することができます。ただ、この日付の読み方にはちょっとしたコツが必要です。

それでは、日付の正しい見方や捉え方についてみていきましょう。

「月/年」で表記されている

クレジットカードの表面に記載されている「月/年」の表記が、そのクレジットカードの有効期限です。

クレジットカード番号

年は下二桁で記載されており、例えば、

  • 「01/17」→「2017年1月」が有効期限
  • 「08/19」→「2019年8月」が有効期限
  • 「12/22」→「2022年12月」が有効期限

といった具合になります。また、カード会社によっては「07-20」のように「-(ハイフン)」で表示されている場合もありますが、読み方は変わりません。

その他、ダイナースクラブカードなどの一部のクレジットカードでは、有効期限だけでなくカードの入会年月を記載している場合もあります。

有効期限の日付には「有効期限」と漢字で表記されていますが、念のために英語でVAIDが「入会年月」、THRUが「有効期限」ということも覚えておくとよいでしょう。

表示された月の最終日まで使える

クレジットカードの有効期限は、表示されている月の「最終日」になります。例えば、

  • 「02/17」→「2017年2月28日」まで利用可能
  • 「03/19」→「2019年3月31日」まで利用可能
  • 「11/20」→「2020年11月30日」まで利用可能

となります。有効期限で気をつけておきたいのが、「月によって最終日が異なる」という点です。2月なら28日が最終日ですが、3月なら31日が最終日といった具合に、◯日という数字ではなく月末は何日かどうかで判断するようにしましょう。

ここまでで、「有効期限」の把握の仕方はわかっていただけたと思います。それでは、実際に有効期限が切れる前には何をすればよいのでしょうか?次の項目から、そのことについてみていきましょう。

有効期限が切れる際にすること

解説する女性

クレジットカードの有効期限が切れる際には、

  • 電子マネー一体型クレジットカードの場合、古いカードの電子マネーを使い切る
  • 新しいカードの受け取り
  • クレジットカード決済をしている情報の更新
  • 新しいカードへのサイン
  • 古いカードの廃棄

など、いくつか手続きを行う必要があります。これらの手続きをしっかりしていないと、クレジットカードでの支払いがスムーズにできなくなったり、不正利用の可能性が出てきたりするなどのトラブルが発生してしまうので注意してください。

それでは、各手続きの詳しい内容についてみていきましょう。

電子マネーが一体型の場合、古いカードの電子マネーを使い切る

電子マネー一体型クレジットカードの場合、古いカードの電子マネーを使いっておきましょう。

理由は簡単で、基本的には電子マネーの残高は新しいカードに自動移行されないからです。以下は、代表的な電子マネーと、その電子マネーが一体型のクレジットカードで有効期限がきた場合の扱いです。

楽天Edy:残高利用は可能、移行はできない

クレジットカードとしての機能は使えなくなっても、楽天Edyのみ残高分が使用できます。

ただ、新しいカードへの残高移行はできません。

WAON:移行手続きが必要

通常のWAONに有効期限はないものの、イオンカード(WAON一体型)やイオンカードセレクトなどのクレジットカード一体型の場合は、クレジットカードの有効期限と同一になります。

新しいカードに移行するには、イオン銀行ATMもしくはWAONステーションで手続きを行う必要があります。

Suica:移行や払い戻しを券売機で行う

Suicaの残高分は利用できるものの、移行や払い戻しには、古いカードと新しいカードを持っていき、多機能券売機で手続きをする必要があります。

ただ、定期券機能のついていないカードでは残高の移し替えはできず、払い戻しのみ対応可能なので注意が必要。

新カードが届く前に残高を使い切っておこう

このように、カードの有効期限が切れても残高分は使用することができますが、新しいチャージや入金・出金など、残高分の使用以外のすべての機能が使えなくなってしまいます。

そうなると、非常に使い勝手が悪いだけでなく財布もかさばるので、新しいカードが届く前に残高を使い切っておいた方が、スムーズにカードの移行ができるのです。

クレジットカードの古いカードは破棄しなくてはいけないので、新しいカードが届く前に残高をしっかり使い切っておきましょう。

間違って残高を使い切る前にカードを破棄してしまっても、その分は自己責任で、お金は戻ってこないので注意してください。

新しいカードを受け取る

オリジナルのデザインを考える

新しいクレジットカードは、通常、有効期限の約1~2ヶ月前にカード会社から順次発送され手元に届くようになっています。新しいカードは、届いたその日から使用可能です。

新カードを受け取るときに本人確認書類が必要

クレジットカードはカード会社にもよりますが、本人限定の受け取りで送付される場合が多いので、あらかじめ本人確認ができる書類(例、運転免許証など)を用意しておくとよいでしょう。

また、更新された新しいカードを発行するに当たっては、何か特別な手続きをする必要はありません。有効期限が近づくと、クレジットカード会社が期限に合わせて新しいカードを送ってきてくれます。

届いていない場合は問い合わせを

もし、有効期限の月末になっても新しいカードが届かない場合は、現在所持しているカードの裏側に記載されたお問い合わせ番号に電話をし、発送状況を確認しましょう。

ただ、カードが届かないのはもしかすると自分が住所を変更し、その内容をクレジットカード会社に連絡していないのが原因かもしれません。

「有効期限が迫っているのにカードが届かないな」と思ったら、まず、自分がカードに会社に登録している住所がカード発行当初と一致しているのかどうかを確認してみましょう。

自宅に長期不在の場合は事前に問い合わせを

この他にも、海外旅行や留学、出張など、長期間自宅を空けるためカードが受けとれない人は、新しいカードの事前発行をクレジットカード会社に問い合わせてみましょう(電話番号はカード裏面に記載)。

すべて対応してもらえるわけではありませんし、カード会社によって対応は異なりますが、例えば、JCBなら約3ヶ月前からの発行を受け付けています。

クレカ払いをしている固定費は期限を更新する必要がある

クレジットカードを申し込む

ポイントを貯めたり手続きを簡略化するために、公共料金や携帯料金、定期購入商品、スポーツジム会費などの固定費をクレジットカード決済にしている人は、登録しているクレジットカード情報を更新しておく必要があります。

クレジットカード会社によっては、更新情報を自動的に加盟店に送って連携してくれる場合もありますが、すべての会社がそうした対応をしてくれるわけではありません。そのため、基本的には自分で情報を更新しなくてはいけないのです。

それでは、具体的にどの部分を更新すればよいのか、次の項からみていきましょう。

有効期限が切れるので、カード情報の更新を

クレジットカード決済をしている商品やサービスに関しては、登録しているカード情報の「有効期限」の変更をするようにしてください。

この情報を更新していないと、決済する側は「有効期限の切れたカードで支払いをしようとしている」と判断し、決済してくれません。特に、公共料金など生活に直結するライフライン系の固定費は、すぐに有効期限の情報を更新するようにしましょう。

もちろん、こうしたカードの更新情報はカード店から加盟店に自動で送られる場合もあります。ただ、漏れをなくし、確実に情報を更新するために、有効期限の来る前には、「自分は何をクレジットカード決済にしているのか」を一度すべて総ざらいして把握しておくことをおすすめします。

クレジットカード番号が変わるわけではない

登録している情報の中で、「有効期限」は変更する必要はありますが、クレジットカード番号をはじめ、その他の情報は変更する必要はありません。

というのも、クレジットカードは更新時に新しいカードになりますが、クレジットカードの番号自体は変わらないからです。もちろん、前回の発行から何か変わった点があればその部分の情報を変更する必要がありますが、カード更新における登録情報の変更は基本的に「有効期限のみ」ということは覚えておきましょう。

新しいカードの裏面にサインする

油性マジック

新しいカードが届いたら、裏面のサイン欄に必ずサインするようにしてください。サインは一般的に漢字でフルネームを書く人が多いですが、実はローマ字であっても、カタカナでも、ひらがなでも構いません。

一番大事なのは、「本人が書いたかどうか」「サインがあるかどうか」です。

ついついおざなりにしてしまいがちなサインですが、サインのないカードは店頭でクレジットカード払いができないだけでなく、盗難や紛失をしたときに補償されないケースもあります。

例えば、サインをせずにクレジットカードが盗まれた場合、「付帯している補償サービスが適応されないので、不正利用されてもその金額を補償されない」といったことになる可能性もあるでしょう。

こうした事態を防ぐためにも、有効期限が近づき新しいクレジットカードが届いたら、裏面の欄に「必ず」サインをするようにしてください。

古いカードにハサミを入れて破棄する

クレジットカードとはさみ

新しいカードが届いたら、古いカードはハサミなどで裁断して破棄してください。

もちろん、古いカードは新しいカードの発行によって使うことができなくなっていますが、盗難や紛失で万が一悪用される可能性もないとは言い切れないからです。

各カード会社のホームページではハサミで裁断する方法も推奨していますが、切ったカードをテープで補強すればデータを抜き取ることができる可能性もゼロではありません。

そのため、

  • パンチで穴を空ける
  • 細かく何分割にもする
  • 別々の日に分けてゴミに出す

といった手順で破棄すれば、まず不正利用されることはないでしょう。ちょっとやり過ぎにも思えますが、これだけやれば安心です。

ここまでは、有効期限の把握の仕方と、有効期限が切れる前にすることについて解説してきました。次の項では、「そもそもなぜ有効期限というものが設けられているのか」について解説していきます。

なぜ有効期限が設けられているのか解説

解説する女性

クレジットカードに有効期限が設けられている大きな理由は、

  • カードの老朽化
  • 再審査
  • 防犯機能の強化

の3つです。たしかに、使えば使うほどカードは古くなっていきますし、カード発行当初から何年もすれば状況が変わっている人もほとんどでしょう。また、最新の防犯機能にアップグレードされるのは、利用者からする嬉しいポイントですね。

それでは、この3つの理由について詳しく解説していきます。

カードの老朽化

カードの老朽化は、有効期限を定めて新しくカードを発行する理由のひとつです。

クレジットカードは使えば使うほど老朽化しています。発行当初はキレイだったカードも、月日とともに徐々に劣化し、変形してしまったり、付属のICチップが痛んでしまったりするケースもあるでしょう。

クレジットカードの中には劣化しにくいチタンでできたブラックカードなども存在しますが、ほとんどの場合はプラスチックで作られているため、こうした定期的な更新が必要なのです。

再審査

有効期限を設けてクレジットカードを更新することは、クレジットカード利用者を再審査する意味もあります。

クレジットカードの有効期限は数年単位のため、その間に転職をしたり、結婚をしたりして経済状況が変わる人も珍しくありません。以前はカード発行しても大丈夫と判断された人も、場合によって再審査で弾かれて新しいカードが届かないこともあります。

例えば、クレジットカードの支払いが遅延になったことがあったり、カードを作っただけでまったく使用していない人は、再審査に通りにくい可能性が高くなるでしょう。特に遅延などの事故はクレヒスとして個人信用情報機関に保存されるため、他のカード会社でも審査に通りにくくなるので注意してください。

逆に、有効期限までの間にたくさんクレジットカードを使って決済をし、一度も滞ることなく支払いを続けてきた人は、こちらから申し込まなくても自動で利用の上限額が増額されたり、有効期限が長く設定されることもあるでしょう。利用額が増額もしくは減額された場合は、カード会社から利用額変更のお知らせが届きます。

防犯機能の強化

クレジットカードの防犯機能は、新しいものであればあるほど強化されています。そのため、新しいクレジットカードにすることで、自動的に防犯機能も強化されるのです。

特に、近年浸透してきた「IC(Integrated Circuit)カード」は、専用にチップによって、それまで主流だった磁気カードに比べ高度なセキュリティ機能を持ち、世界的な広がりを見せています。

また、ICカードは偽装が困難なだけでなく、決済時も磁気カードと違ってサインの必要はありません。このように、クレジットカードは更新されることによって、安全性と利便性が高くなるのです。

まとめ

クレジットカードの有効期限は、カード表面の記載を見ればわかるようになっています。ただ、中には入会年月を記載していたり、ハイフン表記にしたりしている会社もあるので、正しく読むようにしましょう。

有効期限が切れると、古いカードは使えなくなってしまいます。有効期限の1~2ヶ月前にカード会社から送られてくる新しいカードにはしっかりサインをし、古いカードは不正利用されないよう破棄してください。

また、クレジットカードが届く前に一度クレジットカード決済の支払いを洗い直し、新しいカードが届いた後すぐに「有効期限」の登録情報を変更できるようにしておきましょう。

その他、クレジットカードの更新には、「カードの老朽化対策」「再審査」「防犯機能の強化」といった意味合いもあります。カード更新には更新申込などの特別な手続きは必要ありませんが、再審査で落とされないように日頃からしっかりと支払いをするように気をつけてください。

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