クレジットカードで現金を引き出したい!手数料や賢い返済方法も紹介

クレジットカードで現金を引き出す

結婚式への参列やまとまった支払いなどで、急に現金が必要になったのに、「手持ちのお金がない!」と困ることはありませんか?

そんな時にすぐに利用できるのが、クレジットカードのキャッシング機能です。

国内外を問わず、どこでもATMで簡単に引き出しができて便利ですが、利用手数料や金利がどれくらいになるか少し心配ですよね。

そんなクレジットカードのキャッシングの国内外での基本的な利用方法や、上手な返済方法など、必ず役に立つ方法をわかりやすく解説します。

国内でクレジットカードから現金を引き出す方法

現金を持つ女性

クレジットカードには、買い物をしたとき現金がわりにカードで代金を支払う「ショッピング」のほかに、現金を引き出す 「キャッシング」の機能があります。

キャッシングは全国の銀行、コンビニ、ショッピングセンターなどのATMでできます。

その操作方法は、基本的には銀行キャッシュカードの現金引き出しとほぼ同じで、 違うのはATM画面で選択する項目だけです。

ATM操作のおおまかな流れを、これから説明します。

◆一般的なATM操作方法

  1. 「お引き出し」または「クレジットカード」を選択
  2. 「お借入れ」を選択
  3. クレジットカードを挿入して4ケタの暗証番号を入れる
  4. 「キャッシングサービス」を選択
  5. 引き出したい金額を入力する

ATMで引き出せる金額はカードによって違いますが、 通常1日、または1回あたり50万円までです。

また、100~200円(+税)程度のATM利用手数料がかかりますが、カード会社によっては無料の場合もあります。

なお、カードを所持する人の職業によっては、キャッシングそのものができないケースもあります。

ですから初めてキャッシングを利用する場合は、「自分が所持しているクレジットカードはキャッシングに対応しているかどうか」についても事前に確認しておく必要があります。

キャッシング機能があっても、入会時に設定するキャッシング枠が0円になっている場合は利用できません。

楽天カード

Thumbnail master

国際ブランド

VISA MasterCard JCB

対応電子マネー

楽天Edy(エディ)
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 無料 1.0%~10% 楽天スーパーポイント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
7営業日程度 100万円 0.5% 540円
  • 海外旅行保険
  • 家族カード
  • 分割払い
  • ETC

作りやすくスピード発行の楽天カードにも、キャッシング機能があります。

クレジットカードがキャッシング対応か確認する方法

クレジットカードがキャッシング対応か、いくらまでキャッシング可能かを確認する主な方法は以下の3つです。

  1. カード会社のコールセンターに電話して直接問い合わせる
  2. カード会社のテレホンアンサー(自動音声応答サービス)を利用する
  3. カード会社のサイトにログインして利用限度額をチェックする

クレジットカードを作るにあたっては審査があり、その審査に通るとカードが発行されます。しかしキャッシング利用限度額は、 「貸金業法の総量規制」に基づき、 “年収の3分の1以内の金額で”設定されます。

そのため、会社員など一定の収入がある人は、よほど理由がない限りは発行時に既にキャッシング対応のクレジットカードになっています。

またカード利用実績や支払い遅延の有無により、利用限度額が上下することもあります。キャッシングをする可能性のある人は、できれば時おり、利用限度額や現在の利用可能額をチェックするようにしましょう。

なお収入がない人は、貸金業法の総量規制により原則的にはキャッシングができません。しかし収入のある配偶者と夫婦関係にあることを証明するなどの方法で、例外的にキャッシングが可能となる場合もあります。

手数料や返済プランのシミュレーション

請求書を計算する男性

クレジットカードのキャッシングは借金ですので、必ずカード会社に返さなければなりません。また、キャッシングしたお金を返す際には、「利息」も支払う必要があります。

利息とは、お金を借りた側が利益を受け取った見返りとして貸した側に支払うお金のことです(カード会社によっては利息を「金利手数料」と呼ぶ場合もあります)。

また、先にお話しした通り、100~200円程度のATM利用手数料もかかります。何も考えずに借りてしまうと、後で驚くような金額を返済することになる可能性もあります。

そのような事態に陥らないためにも、まずはカード会社のサイトで利用限度額や金利(キャッシングした金額に対する利子の割合)などを確認する必要があります。

◆チェックポイント

  1. いくら借りるか
  2. いつまでに返済するか
  3. 利用限度額はいくらか
  4. 金利(年利)は何%か
  5. どんな返済方法があるか

以上のチェックポイントをもとに必要な情報を集めてシミュレーションを行い、無理のない返済プランを立てましょう。

◆利息の計算方法

貸金業法に基づき、キャッシング利息の金額は次の計算式をもとに算出します。

利息(金利手数料)=借入額×年利÷365日(うるう年は366日)×利息日数

楽天カードや三井住友カードなど、多くのクレジットカードは年利を18%前後にしています。

利息計算の例)

年利18%で10万円をキャッシングし、30日後に一括で返済する場合は、

10万円×0.18(18%)÷365日×30日=1,479円となりますが、毎月2万円ずつ5ヶ月かけて返済していく場合には、こちらの表のような返済プランとなります。

回数 返済金額 元金 利息 お支払い後残高
1 21,479円 20,000円 1,479円 80,000円
2 21,183円 20,000円 1,183円 60,000円
3 20,887円 20,000円 887円 40,000円
4 20,591円 20,000円 591円 20,000円
5 20,295円 20,000円 295円 0円

合計すると、 利息は 4,435円となります。一括で返済する場合よりも、3倍利息が高くなってしまいます。

月々の返済元金を低くしたり、返済回数を増やした場合は、お金を借りている期間も金額も増えてしまうため、さらに利息は膨らみます。

クレジットカードのサイトでは、返済額をシミュレーションできる機能もあるためそちらで具体的な金額を参照するのも良いです。

キャッシングした後の返済方法

お金と時間

キャッシング後の返済方法には、一括払いとリボ払いの2つの方法があります。その内容とメリット・デメリットについて説明します。

一括払い

元金(キャッシングした金額)と利息を一括して払う返済方法です。

◆一括払いのメリット

  • 一括で返済することで返済利息が少なくてすむ
  • 借りたその日に返済すれば利息がかからない(利息がつくのは翌日から)

◆一括払いのデメリット

  • まとまったお金がないと利用できない

リボ払い(リボルビング払い)

キャッシング利用残高に応じて毎月定額の元金+利息を支払う方法です。

◆リボ払いのメリット

  • 手元にまとまったお金がなくても無理なく返済できる

◆リボ払いのデメリット

  • 返済期間が長くなるほど返済利息の金額が増える

上記のどちらを選ぶかは、その時の金銭的な状況により決めることになります。手元にお金があるなら、できるだけ一括払い、または繰り上げ返済をする方がお得です。

繰り上げ返済の方法

少額を少しずつ返すよりも、お金に余裕ができたら繰り上げて返済しましょう。

その方法が以下の通りです。

  1. 繰り上げ返済の申込をした翌月に口座引き落としを行う
  2. 希望の日にカード会社の口座に振り込む
  3. カード会社の提携金融機関のATMでカード入金する

返済利息は借りた日から時間が経つほど増えるため、リボ払いは一括払いに比べてより多くの利息を支払うことになります。

そのため、ボーナスなどまとまったお金が入った時は可能な範囲で繰り上げ返済して、返済期間をできるだけ短縮する方がお得ということになります。

海外キャッシングの方法

クレジットカードでキャッシング

クレジットカードのキャッシングは、国内のみならず海外のATMでも手軽に利用できるため、海外旅行などで万が一現金が不足した場合などに便利です。

◆海外キャッシングのメリット

海外キャッシングは便利で、両替所で外貨を交換するよりもお得になるなどのメリットがあります。

世界中でキャッシングが可能

世界各地にあるVISA、MasterCard、JCBなどのATMでは、24時間いつでもクレジットカードで現金が引き出せます。

為替レートがお得になる場合も

海外キャッシングの為替レートは利用日の実勢レートで計算されるため、銀行で両替するよりもお得になる場合があります。

帰国したらすぐに繰り上げ返済するようにすれば、金利も抑えられます。

多額の現金を持ち歩く必要がないので安心

軽犯罪の多い国へ旅行するときなど、多額の現金を持つことは危険です。その点、クレジットカードキャッシングなら、必要最低限の額だけ引き出せるので安心です。

海外キャッシングを利用する際は、必ず暗証番号が必要となりますのでその点にご注意ください。

◆海外でATM操作をする場合の手順

  1. 4桁の暗証番号(Enter Pin)を入力する
  2. 取引内容(Credit Card WithdrawalまたはWithdrawal)を選択する
  3. クレジットカードアカウント(Credit Card Account)を選択する
  4. 金額を入力する
  5. 確認画面で確認がとれるまで待つ

ATMによって選択項目に多少の違いはありますが、どこの国でも上記の操作方法で利用できます。

クレジットカードからのキャッシングよくある疑問

疑問を持つ女性

ここまでクレジットカードのキャッシングの利用条件や利用方法などについて説明してきましたが、それはどのカード会社の「よくある質問」の検索上位にも載っている「使い方」についての疑問でした。

しかし、実は使い方以外で最も疑問に思う点は、「キャッシングではショッピングのときと同じサービスが受けられるか?」ということではないでしょうか。

ここでは、クレジットカードのキャッシング機能がショッピング機能とどう関係があるかという点についてのよくある疑問を、以下の2つの観点から説明します。

ポイントは貯まる?→「貯まらない」

クレジットカードで買い物をすると、ポイントが貯まりますよね。ではキャッシングの利用でもポイントが貯まる場合があるのでしょうか?

ほとんどのクレジットカード会社の規定では、キャッシング利用はポイント還元の対象外となっており、キャッシングではポイントが貯まりません。ただし次のような例外もあります。

カードローン切り替えなどで例外もある

例えば楽天カードの場合、同じ系列の楽天銀行カードローンに切り替えることで、まとまったポイントが付与されるだけでなく、利息の年利が楽天カードの「キャッシングに比べて低くなる」というメリットがあります。

その理由は、18%の年利を適用している楽天カードから、最大14.5%の年利となっている楽天銀行カードローンに借り替えるという形になり、それによりポイントが付与される仕組みになっているからです。

キャッシングとカードローンの違いについては、「キャッシングとは ~キャッシングとカードローンの違い~」で詳しく解説していますので参考にしてくださいね。

ポイント還元よりも繰り上げ返済をしたほうがお得

実は、キャッシングの年利18%は消費者金融と同じ利率で、かなり高いものです。

なので結局は返済時にたまったポイントをはるかに超える額の利息を払うことになり、長い目で見ればかなりの損をするという形になります。

また、返済時に利率の高い利息が加算されることで、限られた収入の中で無理なく返済することが困難になる可能性も高いです。

キャッシングを利用する際はポイント還元を期待するよりも、できるだけ早く返して利息額を極力減らす方がよっぽどお得だと言えるでしょう。

ショッピング限度額に影響する?→「影響する」

買い物風景

キャッシングを利用することによって、ショッピングの限度額に影響はあるのでしょうか?その答えは「イエス」です。

その理由を説明するにあたり、まずはクレジットカードで定められている3つの「枠」についてお話しする必要があります。

◆利用可能枠

「利用可能枠」は「総利用枠」とも呼び、クレジットカードで利用できる全体の限度額です。

その金額はカード作成時にカード会社から通知されますが、支払い履歴などによって変わる場合があります。

◆ショッピング枠とキャッシング枠

クレジットカードで利用できる金額の限度額である利用可能枠の内訳には、「ショッピング枠」と「キャッシング枠」が設定されています。

ただし、この2つの枠はそれぞれが独立しているわけではなく、ショッピング枠の中にキャッシング枠が含まれます。キャッシング枠の限度額までの実質利用額だけ、ショッピング枠の金額が減るということになります。

例えば、100万円の総利用枠がある場合には

  • キャッシング0円:ショッピング枠100万円
  • キャッシングを20万:ショッピング枠80万円
  • キャッシング30万円:ショッピング枠70万円

このように考えられます。

なお、キャッシング枠は常に限度額いっぱいまで設定する必要はなく、必要に応じて利用できる金額の設定を限度額以下にすることもできます。

まとめ

今回は、クレジットカードのキャッシング機能の上手な利用方法について、以下のポイントを中心に説明しました。

  1. 国内からクレジットカードで現金を引き出す方法
  2. キャッシングした後の返済方法
  3. 海外キャッシングの方法
  4. クレジットカードキャッシングのよくある疑問

クレジットカードのキャッシングは、思いがけない出費があり、急にまとまった現金が引き出したいときなどに便利です。

ただし、キャッシングは消費者金融と同じ利率の高い利息がつくため、手軽に利用しすぎると利息を含めた返済額が膨れ上がります。

返済不能になった結果ブラックリストに掲載されてしまう恐れもあります。

そのような事態に陥らないためにも、「キャッシングはあくまでも一時的に利用するものである」と考え、繰り上げ返済するなどして、できるだけ早く返済するのが上手な利用法です。

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