法人カードの2枚持ち!メリット・デメリットと大事な5つのポイント

男性と女性がクレジットカードを持っている

会社の経営者や自営業者、フリーランスの個人事業主なら法人カードの重要性をよく知っているはず。最低でも1枚は保有していることでしょう。でも、カード会社からはいろいろな法人カードが発行されています。

今保有している法人カードより、もっと便利で有利なカードがあるのではないかと思ったことはありませんか。オーナーの中には2枚以上保有している人もたくさんいます。法人カードを1枚だけ持っていれば、本当に安心できると言えるでしょうか。

このようなお悩みを持っているオーナーの方に、法人カードの2枚持ちについてのメリットとデメリットを紹介いたしましょう。

また、2枚持ちするときのチェックポイントについても説明しますので参考にしてください。

法人カードを2枚持ちする6つのメリット

女性と男性がクレジットカードで買い物をしている

今では法人カードを1枚だけというオーナーは少ないでしょう。多くのオーナーは2枚持ち、あるいはそれ以上の法人カードを持っています。

なぜなら、以下のような多くのメリットがあるからです。

  • 限度額が増える
  • 利用できる加盟店が増える
  • 海外で使えるようになる
  • 社員用の追加カードが作れる
  • ステータスを高くできる
  • 経理が簡単になる

順に見ていきましょう。

限度額が増える

法人カードを2枚持ちするメリットは、限度額が増えることです。

1枚だけの場合、例えば限度額が100万円だとします。急な接待費などで50万円使った場合、残る限度額は50万円。もしも緊急の出費が必要になったら、とても心細いことでしょう。

2枚目の法人カードを持っていれば、限度額の不安はなくなります。

例えば2枚目の限度額が200万円なら、1枚目と合わせて合計300万円が限度額となり、利用する幅がグンと広がるのです。

1枚だけで限度額300万円にするのは審査上困難かもしれません。しかし、2枚持ちならそれが可能になるわけです。限度額が大きいと事業運営にも余裕がでます。

これだけでも法人カードの2枚持ちには大きなメリットがあることがおわかりでしょう。

利用できる加盟店が増える

法人カードのメリットの1つは加盟店でカード決済できること。

多くの法人カードは1種類の国際ブランドですが、2枚持ちすれば別の国際ブランドを使えるようになります。2種類の国際ブランドがあれば、それだけ利用できる加盟店を増やせるのです。

特に海外出張が多い場合、利用できる加盟店の幅が広がることは大きなメリットになります。海外で必要なものを購入するとき、1枚目の法人カード加盟店に置いてなくても、2枚目の法人カード加盟店で見つかることもあるのです。

海外で使えるようになる

日本国内ではどの国際ブランドでも使えますが、意外なことに海外では国際ブランドでも使えない場合があります。

例えばVISAなどはヨーロッパでも国によっては使えないことがありますし、JCBはアジアやハワイ以外では通用しないことも。

このような場合、国際ブランドの違う法人カードを2枚持ちしていれば、どちらかで使える可能性が高くなります。

海外で急に現地通貨が必要になった時、1枚では不安です。海外出張が多いオーナーは、万一のために2枚持ちしておくと安心できますね。

社員用の追加カードが作れる

法人カードの名義人はオーナー個人になりますが、社員にも使わせたい時は追加カードを発行してもらいます。

法人カードが2枚あれば、追加カードの発行枚数を増やせるのもメリットです。

追加カードのメリット

追加カードのメリットは、必要経費などの経理業務が簡単になること。

社員が自分のプライベートカードを使うと、あとで経費分を計上するのがとても面倒です。

しかし、オーナー名義の法人カードを社員が使いまわしするのは禁止されています。このような時、社員用に追加カードを発行しておけば安心です。

ETCカードのメリット

追加カードには車載用のETCカードも含まれます。車で営業廻りをする社員用にETCカードを発行してもらえば、高速道路やガソリンの給油費用などをまとめて経費で落とせるようになり、経理業務がとても楽です。

法人カードが2枚あれば、ETCカードの発行枚数も増やせます。

ステータスを高くできる

法人カードの2枚持ちは、ステータスを高くできるというメリットもあります。

国際ブランドの法人カードを持っているだけでステータスになりますが、2枚になるとさらにステータスがアップできるのです。

ステータスが上がると、どのようなメリットがあるか具体的に説明しましょう。

空港ラウンジの利用

法人カードにはいろいろな付帯サービスがありますが、空港ラウンジの使用もその1つです。

カードによっては利用できない場合もあるので、ステータス性のある法人カードを2枚目に保持すれば利用できるようになります。

プライオリティ・パスの発行

法人カードの中には世界主要空港のラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」を発行してくれるところもあるので、2枚目にそのようなカードを持つとメリットが広がります。

海外旅行傷害保険

法人カードの付帯サービスには海外旅行傷害保険があります。

海外では思わぬ事故や病気にかからないとも限りません。海外出張の多いオーナーにとって、海外旅行傷害保険は欠かせないもの。

ただし傷害保険には限度額があります。法人カードを2枚持っていれば、保険料の額を合算できて有利です。

例えば300万円まで医療費を支給されるカードと、500万円まで支給されるカードを持っていれば、800万円まで補償の幅が広がります。

グルメクーポン

法人カードの付帯サービスの中で人気なのがグルメクーポンです。例えば提携レストランに2名以上予約すると1名分が無料になる、などの特典が受けられます。

ただしすべての法人カードが受けられるわけではないので、2枚目にこのようなステータス付きの法人カードを選択しておけば、嬉しいメリットになるはずです。

経理が簡単になる

追加カードの発行でもお伝えしましたが、経費用に社員へ持たせておけば経理業務が非常に簡単になります。

法人カードによっては追加カードの発行枚数が限られているので、2枚持ちすれば追加カードの発行枚数を増やすことができ、経理担当者の負担を軽減できるでしょう。

法人カード2枚持ちのメリットについて説明してきましたが、次はデメリットについても紹介しておきましょう。

法人カードを2枚持ちする2つのデメリット

クレジットカードを持った男性が不安そうな顔をしている

法人カードの2枚持ちには多くのメリットがありますが、実はデメリットも存在します。

2枚持ちを検討されているオーナーの方は、デメリットについても知っておく必要がああるでしょう。

  • 年会費が高くなる
  • 管理の手間がかかる

こちらもチェックしていきましょう。

年会費が高くなる

法人カードには年会費が必要になりますが、2枚持ちになると当然ながら年会費も増えます。事業支出が多いと、年会費の支払も負担になる場合があるでしょう。

しかし、法人カードの年会費は経費として計上可能なので、必ずしもデメリットとは言えないかもしれません。

カードによって年会費は異なりますが、もしも安い年会費のカードを持っているなら、2枚目は会費が高めのカードを選ぶという方法もあります。

管理の手間がかかる

カード決済が増えれば、それだけ経理業務に負担がかかります。ただし、経費を一元化できる点を考えると、これもデメリットと一概には言えません。

問題は、1枚のときより2枚の方がカード管理の手間がかかるという点。例えば、安全のためにはパスワードや明細の管理をしっかりする必要があり、紛失しないように気をつけねばなりません。

またカード会社からはメールや郵便物が送られてくるので、その管理も2倍になります。2枚持ちにはメリットが多いですが、管理という点ではデメリットです。

管理に関するデメリットについて、もう少し具体的に説明しましょう。

支払日に注意する

法人カードはそれぞれに支払日が決まっています。15日の場合もあれば、月末の場合も。

2枚持ちになると支払日も2つに分かれますので、忘れたり取り違えたりしないように気をつける必要が出てきます。

社内ルールが必要になる

法人カードの2枚持ちによって追加カードの発行枚数が増えるというメリットについては説明しました。デメリットは不正な使い方というリスクがあること。追加カードでプライベートな買い物をされないとは限りません。

そのリスクをなくすためには、カード使用に関する社内ルールを作って厳格に守らせる必要があります。

メリットとデメリットを理解したら、次は具体的に法人カードを2枚持ちするときに気をつけるポイントについて説明しましょう。

法人カードを2枚持ちするときにチェックしたい5つのポイント

黒いスーツを着た男性がクレジットカードをポケットから出している

法人カードは1枚よりも2枚持ちの方にメリットが多いですが、2枚目の選び方によってはデメリットと感じる場合も出てきます。

2枚持ちのメリットを活かすためには、どのような点をチェックすればいいのか。具体的に5つのポイントについて紹介しますね。

  • 異なる国際ブランドを選ぶ
  • 1枚目にはない付帯サービスを選ぶ
  • ワンランク上のカードを選ぶ
  • 共通ポイントに交換できるカードを選ぶ
  • 発行枚数に上限のないカードを選ぶ

以下、説明していきます。

異なる国際ブランドを選ぶ

2枚目の法人カードを選ぶときは、1枚目とは違う国際ブランドを選びましょう。その理由は、利用できる加盟店や付帯サービスの幅が広がること。また海外で使えるエリアも広がります。

誤解を恐れずに言うなら、1枚目と同じ国際ブランドのカードを選ぶなら、あえて2枚持ちする必要はないと言っても言い過ぎではないでしょう。

1枚目にはない付帯サービスを選ぶ

2枚目の法人カードを選ぶとき、1枚目の法人カードにはない付帯サービスがあるかどうかをチェックしてください。異なる法人カードであっても、同じ付帯サービスの場合もあります。

こんなサービスがあったらいいな、こんなサービスを利用したいなという希望があれば、そのような付帯サービスのある法人カードを探すのも1つの方法です。

ワンランク上のカードを選ぶ

2枚目の法人カードはワンランク上を狙うのもおすすめ。

ゴールドやプラチナランクの法人カードには、一般の法人カードにはない魅力的な付帯サービスが。特にビジネスや出張などでの接待サービスが充実しています。

また、接待の席でゴールドやプラチナの法人カードを利用すれば、周囲の見る目も変わります。

大事なシーンでステータスの高さを利用するためにも、2枚目はワンランク上という選択もあるのです。

共通ポイントに交換できるカードを選ぶ

法人カードを使うとポイントが貯まります。ポイントは景品に変えたり、マイレージに使えたりと、いろいろな利用法があるのでかなりお得。

2枚目を選ぶときに、1枚目と共通のポイントに交換できるかどうかをチェックしてください。1枚より2枚のカードの方がポイントが早く貯まりますが、共通ポイントなら合算できます。

発行枚数に上限のないカードを選ぶ

2枚目の法人カードを選ぶときは、追加カードの発行枚数をチェックします。個人事業主は別として中小の会社で社員が多い場合、追加カードは多い方が便利です。

法人カードによっては追加カードの発行枚数に上限を設けている場合があります。1枚目がそのようなカードなら、2枚目は発行枚数に制限のない法人カードを選んでください。

ここまで2枚目の法人カードを選ぶときのポイントについて説明しました。いよいよ2枚持ちにおすすめの法人カードについて紹介しましょう。

法人カードを2枚持ちするならこのカードがおすすめ

女性がクレジットカードを3枚持っている

ここまで説明してきたメリット・デメリット、選ぶときのポイントを踏まえた上で、2枚持ちにおすすめの法人カードを3種類紹介します。

どの法人カードもすぐれていますが、会社の規模、利用の仕方などを考えて、比較検討してみてくださいね。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメックスの呼び名で世界的に有名なステータス性の高い法人カード。年会費は31,000円(税別)で、付帯サービスが充実しています。

海外旅行傷害保険に家族特約がついており、スーツケースを空港まで無料で送れるサービスも。会食のお店を手配してくれる無料コンシェルジュサービスは、接待のシーンで役立ちます。

追加カードの発行枚数に限度がないだけでなく、利用限度額にも上限がありません。社員がいくら決済しても、限度額いっぱいで法人カードが使えなくなるといった状況になることはないので、安心して保有できます。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

Thumbnail amex business gold

国際ブランド

アメリカン・エキスプレス

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 31,000円(税別) 0.3~1.0% メンバーシップリワード
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
2~3週間程度 審査基準による 500円(税別)
今がチャンス!お得な入会特典
新規入会後にカード利用で30,000ptプレゼント!

三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールド)

実績のある老舗の法人カードなので安心感があります。年会費は10,000円(税別)と安いので気軽に2枚持ちするにはおすすめ。

また、申し込む際に決算書や登記簿謄本が不要です。 基本的な付帯サービスはついていますので、会社設立間もないオーナーやこれから起業する方に適しています。

三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールド)

Thumbnail smcc forowner v g rgb 180510

国際ブランド

VISA

対応電子マネー

WAON(ワオン) iD(アイディ)
  • 国内旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 本会員 税別10,000円+税 0.3%~0.5% ワールドプレゼント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
50万~300万円 税別500円+税

オリコ EX Gold for Biz

国際ブランドはVISAとMastercardの2種類が用意されているので、1枚目とダブらずに選べます。ゴールドランクですが、年会費は2,000円(税別)と安いのが特徴。コスパを重視する2枚持ちなら、おすすめです。

追加カードは3枚までと上限がありますが、年会費は無料。個人事業主用と法人用に分かれています。

オリコ EX Gold for Biz

Thumbnail ex gold for biz master

国際ブランド

VISA MasterCard

対応電子マネー

  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 2,000円(税別) 0.6%~1.2% 暮らスマイル
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
公式サイト参照 10万円~300万円 無料

まとめ

法人カードは1枚よりも2枚持ちの方が有利であることが、おわかりいただけたと思います。2枚持ちのデメリットは年会費というコストがかさむことですが、経費で落とせるので問題ではないでしょう。

実際にオーナーの方で2枚持ち、もしくはそれ以上の法人カードを保有している方は多勢います。2枚持ちのメリットを実感している証拠といえるでしょう。

今保有している法人カードに不満がある方、事業運営に2枚持ちを考えている方は、選び方のチェックポイントを参考にしてください。

おすすめの法人カードもご紹介しましたが、ステータス性と使いやすさでは「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」が頭1つリードしています。

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2019.10.07

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