法人カードで貯めたマイルは個人利用が向かない?気になるマイルの扱い方を詳しくご紹介

世界地図とノート

国内外問わず出張が多い場合、有効活用したいのが航空会社が導入しているポイントシステム「マイル」です。企業や個人事業の経費処理を楽にする法人カードにも、マイルが貯められるものがあります。

ショッピングやポイント移行により法人カードで貯めたマイルは「個人利用してもいいのか?」と気になっている人も多いはず。せっかく貯めたマイルも正しい使い方が分からないと、賢く利用できません。

そこで今回は、法人カードのマイルを利用するときの注意点や個人利用してもいいのかどうかご紹介します。併せて、マイルを貯められる法人カードや出張時に便利な付帯サービスもまとめましたので、法人カードを検討するときの参考にしてみてください。 

法人カードのマイルは個人利用しない方が無難

  パソコンとクレジットカード

法人カードを利用していく中で、どんどん貯まっていくポイントやマイルをどのように利用するべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。まずは、法人カードを利用して貯めたマイルは、個人利用ができるのかご紹介します。

法人カードは会社の経費を管理するために使うもの

法人カードとは、個人事業主や会社代表者など「会社や企業」を対象に発行するクレジットカードです。会社の場合は引き落とし口座に法人口座を指定することができ、法人カードを使った場合は毎月の引き落とし日に会社の経費として引き落とされます

このような特徴からも分かるように、法人カードは会社と自分の財布を分けて円滑な経費処理をするために用いられることが多いです。

会社のお金を使って溜めたマイルは会社のものだと考えるのが無難

法人カードによっては、毎月の支払い金額に応じて飛行機の利用時などに役立つマイルが貯まります。このマイルは、会社のものだと考えるのが無難でしょう。

今のところ明確な規定や法律はありませんが、元をたどれば会社のお金を利用し貯めたマイルです。マイルを貯めるための資金源となっているのは会社のお金なので、勝手に個人利用はしないほうがいいでしょう。

法人カードを使用して貯めたマイルの基本的な使い方が分かったところで、より詳しく注意点を確認ご紹介します。

法人カードで貯めたマイルを使うときに気をつけたいポイント

飛行機とクレジットカード

法人カードの利用で貯めたマイルは、どのように使うのが好ましいのでしょうか?ここでは、法人カードを使う注意点をご紹介します。

個人的には使わない

法人カードで貯めたマイルを使い個人的な旅行や家族旅行など、会社とは無関係な方法で利用すると、一般的には「給与」と判断されます

会社の資金により経済的な利益を得たことになるので、所得の一部となる可能性が高い、というわけです。航空券使用相当額を給与計上しなければならないのはもちろん、航空券に変換した分会社の所得が増えたことにもなり、その分の経費処理も必要となります。

個人利用をすると会計処理や報酬管理が複雑となる面もあるので、個人利用はしないほうがいいでしょう。

会社での出張等で使用すれば経費扱いできる

法人カードで貯めたマイルを、会社での出張や打ち合わせなど業務に関わる移動時に使えば、経費として計上できます。

今のところ税務上でポイントやマイルを扱うときの規定はありませんが、「雑収入」とし計上して使うのが無難です。ただし、雑収入とみなされると課税対象となるので毎月の利益計上などを行うときには注意しましょう。

会社の規則に指定がある場合はそれに従う

追加カードを利用している会社によっては、法人カード利用で貯めたポイントやマイルの使い方を就業規則などで規定しているケースもあります。

先程も述べたように今のところは税務上の規定がないため、会社の規則がある場合にはそれに従い利用するようにしましょう。

法人カードで貯めたマイルの使い方が理解できたところで、ここからはより効率よくマイルを貯める方法をご紹介します。     

法人カードで賢くマイルを貯める4つのコツ

 カード支払いをする手

法人カードを利用するときに、ポイントよりも「マイルを貯める」ことを重視したい場合には、マイル移行に対応しているカードや幅広い航空会社で利用できるカードを選ぶことが大切です。

ここでは、賢くマイルを貯めるために気を付けたい、4つのポイントをご紹介します。

  • マイル交換できる航空会社を確認する
  • マイル移行の手数料や年会費をチェック
  • マイルの貯め方を知っておく
  • マイル変換の上限がある場合も

事前にチェックしておきたい内容として、ぜひ参考にしてみてください。

マイル交換できる航空会社を確認する

マイルとは、各航空会社が運営しているポイントプログラムです。そのため、法人カードのクレジットカード会社がどのような航空会社と提携しているのか、事前にチェックしておく必要があります。

日本ではJALとANAの2大航空会社が主流ですが、マイレージプラスやスカイマイルなど世界各国の航空会社と提携している法人カードも。一方で「JALのみ」「ANAのみ」など決まっており、他の航空会社のマイルへ移行できない法人カードも少なくありません利用頻度の高い航空会社のマイル変換ができるよう、事前に確認しておくようにしましょう。

マイル移行の手数料や年会費をチェック

法人カードによっては、マイル移行をするための手数料や年会費がかかる場合もあります。ポイントをマイル移行するたびに手数料がかかるケース年会費を払うことでポイントのマイル移行ができるようになるケースなどさまざまなので、事前に確認しておくことが大切です。

年会費や手数料などのランニングコストを考えると損をしてしまう可能性も出てくるので、マイル移行の利用頻度と照らし合わせて考えるといいでしょう。

マイルの貯め方を知っておく

法人カードでポイントを貯める際は、「飛行機利用で貯める」「ショッピングで貯める」「ポイントをマイルに移行する」の3つの方法があります。

どの方法が利用できるのは法人カードにより異なりますので、普段の利用方法を考慮して一番貯まりやすい手段を選ぶのがおすすめです。一般的に一番貯めやすいのは「ポイントをマイルに移行する」方法で、法人カード利用時に貯まるポイントをマイルとして使えます。

「1000ポイントが1000マイル」になる法人カードもあれば「1000ポイントが700マイル」になる法人カードもあるので、移行手数料とあわせてチェックしてみるといいでしょう。

また、飛行機の利用で貯める場合、利用する路線により1マイルあたりの価値が異なることに注意が必要です。マイル価値の認識の違いにより思ったよりも貯まらなかったということもあるので、よく利用する路線については事前にチェックしておきましょう。

マイル変換の上限がある場合も

法人カードによっては、1回のマイル移行に上限を設けていることがあります。貯めれば貯めるほどマイル移行ができるとは限らないので「何マイルまで一括移行できるのか」知っておくといいでしょう。

上限が低い場合はマイル移行をする度に手数料がかかってしまう可能性もあるので、年間でどれくらいマイル移行する見込みがあるのか考えてみるのがおすすめです。

マイルの貯め方が分かったところで、次はマイルを重視したい人ならチェックしておきたい法人カードの付帯サービスについてご紹介します。

マイルと一緒にチェックしておきたい法人カードの付帯サービス

空港

法人カードには、カードのランクに合わせてビジネスシーンで役立つさまざま付帯サービスが用意されています。

マイル利用を重視する場合は、それだけ出張などで飛行機を利用することが多いということですので、法人カードを検討するときには、出張を快適にする次のような付帯サービスにも注目してみてください。

意外と便利なラウンジ無料サービス

ラウンジ無料利用サービスが付帯されていると、搭乗までの時間を有意義に過ごせるようになります。ドリンクなどを飲みながらリラックスして過ごせるのはもちろんのこと、コンセントやwi-fi完備で仕事をしながら過ごせるところも特徴。

法人カードのランクが高くなると世界各国の高級ラウンジが利用できる「プライオリティパス」が無料で付帯されていることもあり、海外出張をより快適でラグジュアリーに楽しめます。

業務効率化に繋がる旅券発行サービス

業務で忙しい毎日を送っていると、意外と手間になるのが出張時の旅券やホテルの予約です。法人カードによっては、代理で旅券発行をしてもらえるサービス24時間オンライン上で空港券の予約ができるサービスなどを用意しており、出張の準備がスムーズにできるようになります。

中には、福利厚生の一環としてビジネスホテルや高級ホテルの割引サービスが付帯されている場合もあるので、上手く活用すれば今までよりもお得に快適な出張ができるところも嬉しいポイントです。

海外での損害保険が付帯されていると安心

海外出張が多い場合、法人カードの付帯サービスとして損害保険が用意されていると安心です。出張中の事故や盗難などにより損害が発生した場合、指定の損害保険額が支払われます

保険内容や上限額は法人カードのランクにより異なるので、事前にチェックしておくといいでしょう。また、法人カードによっては航空機の遅延費用や病気などによるキャンセル費用を一部負担してくれるサービスが展開されている場合もあります。

マイル利用が多い人がチェックするべき付帯サービスが分かったところで、最後にマイルを貯めることを重視して選びたい人に向いている法人カードをご紹介します。

マイルを貯めるときに使いたい!おすすめの法人カード3選

 クレジットカード

最後に、マイルの貯まりやすさに着目したおすすめの方法カードを厳選してご紹介します。どのような法人カードをしようか迷っている場合はぜひ参考にしてみてください。

マイルがサクサク貯まる「アメリカンエキスプレス・ビジネス・ゴールドカード」

「アメリカンエキスプレス・ビジネス・ゴールドカード」では、貯めたポイントをANAのマイルに移行できる有料サービス「メンバーシップ・リワード」を用意しています。年会費5,000円(税別)を払うことで、20000ポイントを1000マイルに移行することが可能です。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

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国際ブランド

アメリカン・エキスプレス

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 31,000円(税別) 0.3~1.0% メンバーシップリワード
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
2~3週間程度 審査基準による 500円(税別)
今がチャンス!お得な入会特典
新規入会後にカード利用で30,000ptプレゼント!

通常年会費に3,000円(税別)をプラスすると「メンバーシップ・リワード・プラス」にグレードアップでき、1000ポイントを1000マイルというお得な還元率でマイル移行ができます。飛行機利用が多い場合は、有効活用できます。

マイル移行以外にも「アメリカンエキスプレス・ビジネス・ゴールドカード」は手厚い付帯サービスが魅力的無料ラウンジ利用手荷物宅配サービス、国内航空機遅延費用補償など、出張や旅行に使えるサービスも多いです。

使いたくなる付帯サービスが満載「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」

「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、JALマイレージバンク日本地区会員(年会費無料)に加入することで、ショッピング利用でもマイルが貯められるようになるところがポイント。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

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国際ブランド

アメリカン・エキスプレス

対応電子マネー

ID(アイディ) QUICPay(クイックペイ)
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード
  • 分割払い
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 20,000円(税別) 0.5~1.0% 永久不滅ポイント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
最短3営業日 初期限度額:~500万円 1.125% 無料

通常は1,000円のお買い物で10マイル貯まり年間で150,000マイルまで交換ができるので、とにかく少しでもマイルを貯めていきたい人におすすめです。

他にも、海外出張に嬉しいプライオリティ・パスへの無料登録24時間365日利用できるカードデスクサービスなど、プラチナカードならではのワンランク上の付帯サービスが詰まっています。

手厚いサービスが魅力的な「オリコEXゴールドforBiz」

法人カードの年会費を抑えながらマイルを貯めたい人には「オリコEXゴールドforBiz」がおすすめです。年会費2,000円(税別)とリーズナブルながら、空港ラウンジ無料サービスなども用意されています。

オリコ EX Gold for Biz

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国際ブランド

VISA MasterCard

対応電子マネー

  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 2,000円(税別) 0.6%~1.2% 暮らスマイル
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
公式サイト参照 10万円~300万円 無料

ショッピングで貯まる暮らスマイルは「ANA」と「JAL」のマイルに移行でき、ANAマイレージクラブの場合は手数料不要で200スマイルが600マイルに移行可能

JALマイレージバンクの場合も手数料不要で、200スマイルが500マイルに移行できます。どちらも手軽に移行でき、ランニングコストがかからないところが大きな魅力です。

まとめ

法人カードの利用で貯めたマイルは、会社のお金を利用して貯めたものなので個人利用しないほうがいいでしょう。今のところ明確な規定や法律はありませんが、個人利用をすると雑収入とみなされ経費処理が複雑になります

会社の業務内での利用なら経費としてみなされるので、業務内で利用できるよう工夫してみるといいでしょう。

また、マイルを効率よく貯めるためには、普段利用することが多い航空会社へのマイル移行がスムーズにできる法人カードがおすすめ。手数料や還元率なども考慮しながら使いやすい法人カードを選んでみましょう。

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編集者:ナビナビクレジットカード編集部
ナビナビクレジットカード編集部

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